暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

ひのき

2017年12月13日 | 古民家

 木の種類で違いはありますが、同じ大きさの板があれば、軽いものは密度が少ない分

肌に触れていると暖かく感じます。

重たいものは密度が高く、肌に触れると冷たく感じます・・・。

でも・・・タイルや石・金属・コンクリートに比べれば感じる冷たさは全く違います。

檜信仰は日本人特有なのか・・・神聖なものとして社寺仏閣関係には必ず使われています・・・。

戦後から見れば、一般住宅でも檜の柱を使う機会は多くなりましたが・・・

木材の市場価格が外材・国産材や・・・流通の関係・見えない力関係で

訳が解らない状態で・・・(個人的な見解です・・。)

集成材の価格が落ち着いてきたのと、こだわりの建物設計で無垢材だけでは表現できない

造りの建物が増えた影響なのか・・・集成材(檜や杉材をスライスした物、ブロックの物いろんな形があります)

も多く使われています。

国産材は、短時間に大量に希望の材料を用意するのは苦手です・・・

昔は何年もかけて、材料を吟味して、住まい造りは行われていました・・・

土壁は下地造りから材料造りまで・・・半年・・1年は当たり前に時間を掛けていた施工です。

今の時代に合わないと・・・そんな手間を掛けられないと・・・敬遠する方が多いと思います。

個人にとっても家族にとっても、一生に一回の大切な大仕事です・・・時間を掛けて考えるべきコトのような気がします。

 

 

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