暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

時間

2017年12月01日 | 古民家

 一日が短く感じます・・・

子供の頃は一日がとても長く感じて、大人が「今日も一日早かったな~」と言う言葉が

何を言っているか意味が解らないと思っていました。

今の社会は、時間の流れがとても速く、休む事無く進み続けているような気がします。

寿命の長さが違う生き物では、時間の進む速さや流れが違うようで・・・

ハエにとって人間の動きは止まっているかのように見えるようなので・・

捕まえようとしてもなかなか捕まらないのはそんな事のようです。

交通手段が徒歩・籠・馬・船などしか無かった時代は、それに合った社会の流れでした・・・

蝋燭や、油が高価な時代は明かりも贅沢でした、日の出と共に動き出し、日の入りと同時に仕事を終える・・・

住まい方も、時間短縮や便利な生活の中で時間の流れが速くなっています・・・

食事・掃除・片付け・・・

火を起こす・ハタキをかける・畳を上げて干す・・・そんな家事も、今では経験する事は無いですが・・・

火のありがたみを感じ・ホコリを落としてから床を掃く・天日に干す事での効果を肌で感じる・・・など

生活の中で多くのことを学びます・・・「生きる力」・「人間力」は自然と身について行ったのだと思います。

世代の違う人との係わり合いが多いほど、学ぶ事も多かったはずです・・・

どんな家に住むか、どんな住まい方をするかで、生み出す力、考える力、人間力が養われ行きます・・・

食生活も大事ですが、住生活をもっと考えてみるべきだと思います。

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