花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

茨城の紅葉風景

2012年11月22日 | 写真

笠間市佐白山公園の銀杏
あたり一面銀杏の葉とぎんなんが散らばっていた。


同じく佐白山公園の紅葉
人影も少なく午後の日差しが優しい城山である。

撮影中に巡り会った観光客に、何故笠間に赤穂の大石家の
跡が有るのか尋ねられた。
笠間藩は江戸時代にたびたび藩主が替わっているが、赤穂の
浅野家との関わりは、浅野長政の時代にさかのぼる。

豊臣秀吉の盟友であった長政は、最初は若狭国小浜8万石に
任じられ、後に甲斐国府中21万5千石に移封されて東国の
太閤検地などを行う

関ヶ原の時に家康の味方をして、長男幸長に戦功があり
紀伊国和歌山37万石に移封される。
関ヶ原後、長政に常陸国真壁5万石を隠居料として与えられる

長政の死後、三男長重が真岡藩2万石から真壁藩5万石の藩主と
なり跡を継ぐ。(長重はこのとき真岡藩を返上している)
のちに笠間藩に移封され、真壁藩は廃藩となり笠間藩に併合される

この長重が真岡藩の頃、浪人していた大石良勝を小姓として雇った
のが浅野家の家老大石の始まりである。
長重と共に関ヶ原で武功が有った為、大石良勝は1500石を賜り
永代家老の家柄となったのである。

付け加えると長重の子、長直の時に播磨の国赤穂に転封になった
のが赤穂藩の始まりである。

このような事情で、真壁の天目山伝正寺にも浅野家の墓所があり
笠間の佐白山公園近くに大石家の邸宅跡がある

赤穂事件の時の藩主長矩は、初代藩主長直の孫である
また家老大石良雄は、大石良勝の孫に当たる。

また長政の長男幸長に嫡子が無かったため、幸長の死後
長政の次男長晟が備中国足守藩から移って和歌山藩の跡を継いだが
後に安芸国広島藩に加増転封となり、幕末まで続いだ

======================================================

以下 おまけ画像 (笑)

月待の滝、滝の裏側から撮影、恨みの滝ではない「裏見の滝」だよ


同じく月待の滝にて撮影した紅葉、(墓地の脇)


同上

何故「月待の滝」と呼ばれるかはこちらをご覧ください。


筑波山梅林から夕日に染まる山頂

2012年11月18日 | 写真

筑波山梅林中腹から夕日に染まる筑波山を仰ぐ
右下に東屋が写っている。

午後の3時半を過ぎているのに、筑波山の車道は数珠つなぎの
渋滞、日曜で天気も良いからかも知れないが、参ったね。
上から続々下ってくる車の列も半端ではないのに、ちっとも
前に進まない。

本当は宝篋山に行くつもりだったが、あきらめて筑波山梅林に
逃げ込んだ。
下の駐車場は満車状態だったが、右上の駐車場は空いていた。
梅林の上の東屋に向かって登っていったら、筑波山が夕日で赤く
染まっていた。

見ると東屋も人が沢山いるので、谷間の展望台に行った。
やがて夕日が山の端に沈んで、富士山がシルエットになった

富士山のシルエットと上空を飛ぶ飛行機

大駐車場の方から、人が続々詰めかけてくる。
最近はカメラより携帯やタブレット端末で
撮影する人が増えた。


朝日に照らされた筑波山


宝篋山から見る朝の富士山、中腹まで雪化粧している望遠300ミリ


朝もやに霞むスカイツリー、宝篋山で撮影105ミリ









埼玉県・城峯公園の冬桜と紅葉

2012年11月16日 | 写真

城峯公園の冬桜と紅葉の競演

城峯公園の詳しい場所は、こちらをご覧ください
神川町観光協会

カーナビに目的地を入れる場合、下久保ダムの
管理事務所の電話番号を入れると良い。
電話 0274-52-2746

その場合の注意点は、462号線の下久保トンネルの
出口を出たらすぐに左折する


下久保ダムの上を走るときは、対向車に注意すること

ダムを渡りきったら、丁字路で右折して道なりに行く
(ダムの管理事務所は左折した場所に有るのでそちらに
行かないこと)
あとは道なりに城峯公園の案内が有るのでそれに従う

公園に入ったら、期間中のみ一方通行なので、出口は
反対側に下ること。一周して元の丁字路に戻れます








公園内に有る冬桜の説明板




公園内は紅葉も見事で、桜よりもついつい紅葉を撮っていた




下の車道におりて見上げると、ひな壇の様な
冬桜と紅葉が見られる






公園の山頂から見る下久保ダム(神流湖)


下久保ダム駐車場から見る神流湖


公園入口の階段脇に咲き残りのリンドウが一輪

時間があれば、下久保ダムの回りを一周すると良い
城峯の紅葉や湖面の色がすばらしいです。

城峯の冬桜は、八重咲き系なので、ボリューム感が
有って、普通の冬桜よりは華やかさがある。








夕焼けと三日月

2012年11月15日 | 写真

筑波山の大鳥居前の駐車場にて撮影
15日午後5時21分


宝篋山、午後4時26分


宝篋山、午後4時29分


宝篋山、午後4時36分
ヘッドランプを持って行かなかったので、この後
あわてて下山した。
浅間山が影絵のような姿を見せていたが、撮らずに
帰ってきた。桧林の中は暗くて気味が悪いからだ

帰路、夕焼けの富士と月が見えたので筑波山に寄り道して
撮影した。

筑波山の秋の花・サラシナショウマ

2012年10月12日 | 写真

筑波山の林道に咲くサラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期8月~10月
その昔、この草の若葉を採ったら、流水に1~2日ほど
晒してゆでて食べていたという事から晒菜(さらしな)が付き
根を乾かして升麻という生薬を作っていた事による名前


茎の上部で枝分かれし、白色の長いブラシの様な
花の集団になる。
花の穂の長さは10~30センチ。
1つの花の内、白色の花弁状の萼と、萼より小さい花弁は
開花すると落ちてしまう
残るのは多数の雄しべ。花には柄があるので白いブラシは
太く見える。
雄しべの長さは長さは5~6ミリ。へら形で先の方が
太くなっている。
雄しべの数は多数。雌しべの数は 2~8個。
花後に実(袋果)をつける

サラシナショウマのアップ


フユイチゴの花


ミズタマソウ


オオナルコユリの実


実についた水滴に写るものは


キンミズヒキノ葉が紅葉していた


アケボノソウと蟻、何故アリが来るかというと、緑色の斑紋は
蜜腺溝と言い蜜を分泌する
(2013年9月説明を追加した)


アケボノソウの立体的横顔











速報に未掲載の那須の紅葉

2012年10月11日 | 写真
10月9日の「速報、那須・姥ヶ平の紅葉」に未掲載の
写真を公開します


ひょうたん池の木道から那須岳


姥ヶ平の紅葉

以下の写真は、牛ヶ首に登る途中で撮影したもの
日がかげっていたが、赤色がきれいなので掲載する







ほぼ同じ位置から、日が当たったものと、あたらないもの



左の砂地の(木の無い)ところが姥ヶ平である

===================================================
     
      紅葉情報

奥日光の竜頭の滝がほぼ見頃との事です



速報、那須・姥ヶ平の紅葉

2012年10月09日 | 写真

那須・姥ヶ平の紅葉、10月8日撮影


定番のひょうたん池の逆さ茶臼岳、無限地獄からの
噴煙が凄くて、山頂が隠れてしまったのが惜しい


賑わう姥ヶ平、この後ろ姿は見たような(笑)


牛ヶ首から日の出平の斜面の紅葉


これは説明の必要なしね

おやすみなさい。

コース図追加


沼原駐車場に車を止めて、姥ヶ平~牛ヶ首~日の出平~
南月山~白笹山~沼原駐車場とロングコースを歩いた。

参考のために、各区間距離
沼原駐車場~沼原分岐 715m
沼原分岐~日の出平分岐 638m
日の出平分岐~姥ヶ平下分岐 1579m
姥ヶ平下分岐~姥ヶ平 507m
姥ヶ平~牛ヶ首 731m
牛ヶ首~日の出平 604m
日の出平~南月山 1094m
南月山~白笹山 1264m
白笹山~沼原駐車場 2497m
合計距離 9629m およそ9.63キロ
区間距離は、DGSの地図ジョイフルマップ那須岳塩原から
引用した

区間タイムは「那須観光協会のトレッキングマップ(PDF)」を
ご覧ください。

最も歩く時間がかかるのは、白笹山から沼原に
下る道で、85分である。
雨で流され、至る所に段差があり、ぬかるみも有った


今回のコースの中で、最も展望の良い場所は
牛ヶ首から日の出平に登る急坂を登り切った辺り
で、左は尾瀬の燧ヶ岳から右は飯豊山まで見える
地図上に展望図作成場所と書いてある付近かすばらしい






「 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図25000(地名・公共施設)
数値地図50mメッシュ(標高) 及び数値地図10mメッシュ(火山標高) を使用した。
(承認番号 平22業使、第446号) 」


今回は、天候には恵まれた方だが、午後には雲が出て
日がかげってしまった。
雲から太陽が出るのを待ったが、帰りの時間も有って
諦めざるを得なかった写真もある

それがこの写真だ、姥ヶ平から流石山から大倉山を
紅葉を前景にして撮ったもの
紅葉に日が当たればね


狂い咲きのウツボグサ

2012年10月04日 | 写真

気温が高い日が続いたせいか、ウツボグサが咲いていた

左下に写っているのは、枯れたウツボグサなので
季節外れの狂い咲きが判る。筑波山で撮影10月3日


レイジンソウの花も終わりかけで、下の方は種に成りかかっている


以前と別な場所で見つけたジャコウソウの一株
他は花が沢山散っていた。

他にはフユイチゴの花が咲いていたが、どうもうまく撮れなかった

=============================================================

立山連峰で紅葉が最盛期だそうです

読売オンラインが伝えています

長野県の駒ヶ岳も紅葉最盛期のようです
駒ヶ岳ロープウェイのスタッフブログが写真入りで伝えています

草津白根山も紅葉見頃です
tenki.jpの紅葉情報をご覧ください

筑波山のアケボノソウ開花

2012年10月03日 | 写真

アケボノソウのアップ


蕾があるアケボノソウ


やや湿った筑波山の作業道に咲いているアケボノソウの全身

アケボノソウ・(曙草)・リンドウ科センブリ属の2年草
花期 9月~10月
曙とは夜明けの事で、東の空が明るんできた頃の事を言う
その頃は、まだ空に星がまたたいている。

野草の名前の高橋勝雄さんによれば、花弁の黄緑色の二つの
斑を山に見立て、その上の多数の黒点を星に見立てて
しらみかけた山の上の星空をあらわし「曙草」と名付けたと
いう説と、和服の染め方に曙染めというのが有って、夜明けの
空を現すという、それに似た色彩が有るので「曙草」になったと

花ビラは5つに切れ込んでいるが、基部は一つになる
雄しべは5本、その中央にとっくり形の花柱(雌しべ)がある
萼は5つに深く裂け先は尖る。
茎の上部の葉腋から枝をだし、枝別れする。
枝の先に花を一個ずつつける。
葉は長めの卵形で、茎に対生する。
高さは50~100センチ

===================================================

先日の倒木撤去で腰痛になり、痛み止めのボルタレンが
入った湿布薬を貼ったが、あまり効果がない。
やむなく以前病院から貰ったモーラステープを貼って
一晩寝たら、何とかまっすぐに立てるようになった。

本来なら、「筑波山の自然展」に行くべきなのだろうが
アケボノソウが咲いたかもしれないと思うと、そちらが
気になって仕方がない。

11時過ぎ、怪しい雲行きだったが思い立って筑波山に
出かけた。
もちろんアケボノソウの咲く場所である
(自然展のスタッフの方ごめん)

雲行きが怪しいので、アケボノソウだけを撮るつもり
だったが、思いがけないところで、またもやジヤコウソウを
見つけてしまった。
おまけに狂い咲きのウツボグサまで一輪みつけてしまい
なかなか目的地にたどり着けないのだった。

それが後で裏目にでた。
アケボノソウの撮影中に小雨が降り出し、急いで帰ろうと
したが、一歩ごとに腰に響き、腰が痛くて早く歩けないのだ
たかが数キロの道のりが、これほど遠く感じるとは情けない(泣)

=================================================

八甲田山のロープウェイのHPを見ると、八甲田も紅葉が
進んでいるようです。

東北支援をかねて、東北の紅葉を見に行きませんか

ちなみに八幡平は 八幡平市観光協会

JR東日本の紅葉情報は 旅どきnet

私の独断と偏見で言うなら、北東北は10月10日前後が見頃
南東北はそれ以降となるでしょう


筑波山の晩夏から初秋の花

2012年09月12日 | 写真

さてさて、この毛深い花はなんでしょうか?


答えはこれです、葉っぱの模様が鳥のウズラの模様に
似ているので名前がつけられた「ミヤマウズラ」


じゃこれは何か判るかな


答えはこれじゃ「ツルニンジン」別名ジイソブと言うが
ソブとは長野県木曽地方の方言で「そばかす」の事
言うなれば「爺のそばかす」
蔓性の植物で、根が高麗人参に似ているので「ツルニンジン」
と呼ばれるという。
雄しべが先に熟して花粉を出した後に雌しべが熟す


つぎはこれだ


キバナアキギリという花、この花の名前の元がややこしい
木に咲く桐の花、それに似ているシソ科の花で秋に咲く「アキギリ」
がある、そのアキギリに似ていて黄色なのでキバナアキギリとなった
なんだか判ったような判らないような、判ったかな。


ジャコウソウが健気に咲いていた。


レイジンソウも有りました


ミズタマソウが沢山有りました。


さて最後の問題は、回答がないぞ、自分で考えてね
ヒントをあげよう、シソ科のトウバナ属じゃ、判るかな
いずれも9月11日に撮影したものだ


那須山麓のツチアケビの実

2012年09月04日 | 写真

ツチアケビの実・ラン科ツチアケビ属、別名ヤマノカミノシャクジョウ
ピークが過ぎて実が落ちていたが、珍しいので掲載する
葉緑素を持たない腐生植物で、地下茎は太く、よく分枝し、きのこの
ナラタケと共生する。
と言うことで、盗掘しても栽培は困難なので、やめてくださいね


体調不良でしばらく歩いていない。
足慣らしのつもりで、那須の沼原に行った。


ところが沼原に入る林道入口に通行止めの看板が出ている。
工事で9月15日まで入れないというのだ。
うかつにも下調べなしで行ったので、これはしょうがない
林道入口まで8キロも有るから、往復16キロも無駄に
してしまった

ロープウェイで茶臼岳の中腹まで登り、南月山に行くことにした。

(ヤングなでしこの試合が有るので、続きは後日 ごめんなさい)

八郷のNさんを訪ねて

2012年08月24日 | 写真

八郷から眺める筑波山

八郷にお住まいのNさんを訪ねて、しばらくぶりでおいしい
コーヒーをいれていただいた。

回りの木々はすっかり生長して、Nさんの家も隠れ家
同然のたたずまいになっていて
開け放たれた戸や窓から、涼やかな風がながれている。

クーラーなんかかけたことが無いよ
と彼は言う。

コーヒータイムの後、Nさん誘われて、茅葺きの古民家
を訪ねた。
築100年以上という家は、材料の木材を冬場にソリに
積んで運び出したもので、徳川時代から明治にかけて
作り上げたものだという。

この民家の一隅に、馬の慰霊碑が建っているが、ここの
おばあさんの話によると、戦争の時に軍馬に徴用され
目隠しして横浜まで運んだのに、何日も走り通して帰って
きたそうである。

しかし、その疲れからであろうか、しばらくして、その
馬が死んでしまったという。

可愛がっていた馬でもあり、慰霊碑を建てて奉ったのだという
目隠しして連れて行ったのに、どうして家がわかったのか
考えれば不思議な話である。

私は「戦場の馬」という映画を思い出していた。

八郷は、そんな不思議に充ち満ちた場所でもある。

=======================================================


つくば市役所の近くで行われた花火大会


ハート型花火





高萩の山に咲く花

2012年08月23日 | 写真

フシグロセンノウ(節黒仙翁)・ナデシコ科センノウ属
山地に生える多年草 花期7~10月 分布本州、四国、九州


フシグロセンノウ 高さは40~80センチ、茎の節は太く
紫黒色を帯びる(名前の節黒の由来)、葉は対生し、卵形
または楕円状披針形で長さ4~12センチ、先はとがり
ふちに毛がある。
茎頂に朱赤色の直径約5センチの花を開く。
花弁は5個で倒卵形。各花弁の基部に2個の濃色の鱗片
がある。
萼は長く円筒状で先が5裂し無毛

センノウ(仙翁)の由来
京都の嵯峨に有った仙翁寺(廃寺)に植栽されていた中国産の
仙翁花(せんのうげ)に 似た花である事から名付けられた
と言います。

高萩の林道で、木漏れ日に輝くフシグロセンノウがあった
脇を流れる渓流の音が心地よい。

がコンビニで買うつもりだった弁当と飲み物が、高速から
降りた道に一軒も無く、かろうじて自販機で買ったコーラと
コーヒーが数本あるだけだった

30度を超える熱波が、容赦なく降り注ぐ林道をテクテク
歩いて登った。
これはいかん、熱中症になったら世間の笑いものだ
目的の花を撮ったら、さっさと帰ろう。

と言うわけで、サギソウ以外はいい加減な撮影であるが
フシグロセンノウは、筑波山でも一カ所しか自生しておらず
しかも、盗掘と猪の掘り起こしで絶滅が心配される花だ
三脚を据えてゆっくり撮った。

撮影後、脇の渓流で顔を洗い、タオルを浸して体を拭いた
心地よい冷たさで、生き返った気持ちである
汗でびょぬれのシャツを着替えて、やっと一息つけた。


湿地に咲くコオニユリたぶん というのは遠くに離れていて
仔細に観察できないからだ。
一応みたところ、茎に斑点はないし、ムカゴも付いていない
葉は披針形のようだし、輪生葉も無い


これはたぶんヒメシロネだと思う
これも上と同じく、近寄れなかったので、完全に
同定できなかったからである

それにしても、地元で道を尋ねたら「サギソウ? そんなのがあったら
ここら辺の人は、みんな採っちゃうよ。」
と言われて絶句 !!

絶対詳しい道案内なんか書けないよな
写真も載せたのはまずいかなとか
と悩んでしまう私です。

============================================================

昨夜のヤングなでしこの試合、先制されてようやく
追いつくという試合で、負けなかったから良しとする試合でしたね

ゴール前で、クリアしたボールがオウンゴールになった
仲田 歩夢(なかだ あゆ)選手19歳、途中交代されて涙目に
なってましたね。
引き分けで一番ホッとしたのが彼女かもしれません。
なにしろ高校は宮城の常磐木学園を卒業した、言わば第二のふる里
での試合でしたから。、

もうひとり、途中交代させられた横山 久美(よこやま くみ)選手
パスもシュートも精度を欠いていたので、これもやむなし
同じクラブ(岡山湯郷)の宮間先輩に、気合い入れられているだろうな

やっとゴールをあげた常磐木学園高校の道上 彩花(みちがみ あやか)
選手、FWとして人一倍ゴールが欲しかった筈、これで吹っ切れたら
次戦も期待できますね。よくやってくれましたね。

===============================================================================

先日、写真から虫の名前が判定できるアプリを紹介しましたが
何とニコンからAndroid OSを搭載したコンパクトデジタルカメラ
が登場しました。

詳しくはこちらをご覧ください。

いろいろなアプリがインストールできるなら、これ一台で
観察会はOKかも。

7月に至仏山で出会った山ガール3人組、花の名前を教えたら
端末で写真を撮って、名前も入れていたからなー
あれは便利な使い方だと思ったよ

あれに音声入力機能が付いていたら、もっと便利だよね
いちいち入力の手間が省けるし。
と思ったら、今のカメラは、動画が撮れるんでしたね。
一緒に音声も入れておけば良いのか。


高萩の湿地に咲くサギソウ

2012年08月22日 | 写真

サギソウ(鷺草)ラン科サギソウ属(ミズトンボ属)花期7~8月
多年草 分布 秋田県以南の本州、四国、九州


サギソウの群落、手前の羽根と頭にあたる部分が唇弁で
頭の部分が唇弁の中裂片で羽根の部分が唇弁の側裂片
後ろの立っているのが側花弁で、緑色の萼が三枚ある
また垂れ下がっているのが距である

盗掘や踏み荒らしが多いと言うことで、場所は公に
しないと言うのが、管理者の意向らしいので、私も
それに習って公開いたしません。

貴重な自生地なので、いつまでも残したいと思います

もう少し早く行く予定だったが、病気の検査で遅れてしまい
残念ながらピークが過ぎていた。

ここまで書いたところで、ヤングなでしこの試合が始まるので
本日はここまで。ごめんなさい。



絶滅寸前のジャコウソウの花

2012年08月20日 | 写真

ジヤコウソウ(麝香草)・シソ科ジャコウソウ属 多年草 花期8~9月
北海道から九州まで分布、山地の沢沿いや、湿った林内に生える

和名の元は、茎を振ると麝香のように芳香がするので
ジャコウソウと名付けられたとか。
但し、私は嗅いでもよく判らなかった。

筑波山のジャコウソウは、数年前に比べると激減して
しまった。・
登山客の踏み荒らしなのか、猪の掘り起こしなのか
原因は不明だが、筑波山のジャコウソウは、絶滅
寸前と言っても良い。
写真の花は、御幸ヶ原の直前に、藪を分けた踏み跡があり
覗くとこの花が見えた。

似たような運命に有るのが、ツクバトリカブトと
レイジンソウだ。
特にレイジンソウは、登山道の谷側に有るものは
崩れ落ちたりして、姿を消した。

何とか絶滅する前に、保存手段は無いものだろうか

*****************************************************
*****************************************************


minoさんの忘備録

いよいよ痴呆症気味になってきたので、忘れないうちに
書いておこうと思う。先も短そうだし(笑)
但し、文献で調べていない伝聞なので、正しいとは限らない>

雪解けに咲くショウジョウバカマについて

ショウジョウバカマは、花が開いた後も茎を伸ばし続け
一番伸びたところで実を結ぶのは、種を遠くにとばすための戦略
だそうである。

ハンノキについて

高層湿原などの泥炭地に育つハンノキは、根の中にバクテリアを
養い、それが出す窒素などを取り入れて、(養分のない泥炭地で)
光合成を行って成長している>
とどこかで聞いたが、これすらどうも怪しい記憶だ(笑)

先日の夕方、遠い山並みは雲に覆われて、沈む夕日は見えなかったが
頭上の雲があかね色に染まり、荘厳な景色に見えた。
時が経つにつれて、あかね色は薄れて行き、やがて灰色の雲になった

とたんにヒグラシの鳴き交わす声が降り注いで来た。
カナ カナ カナ の大合唱は何故か寂しい黄昏時である。

************************************************************
************************************************************


 昨夜放送されたNHKスペシャル 「 軌跡の湿原 尾瀬 」

尾瀬ファンの私にはたまらない内容でした。

特に春先の雪解け時期に見られる「赤シボ」が
雪の中の鉄分が溶け出して起きることと、その現象の
原因がついに解き明かされたこと。

まさかバクテリアが引き起こしているとは想像もできない
事でした
酸素の代わりに鉄分を取り入れて呼吸しているバクテリア
がいるとはね。

尾瀬ファン必見の番組でしたね。
早速DVDに焼きました。

=========================================================

ヤングなでしこが出場した昨夜のU20女子ワールドカップ

オリンピックの男子サッカーの仇をとるような、攻撃サッカー
で、4-1でメキシコを下した。

柴田のドリブル突破からのシュートも良かったが、私の
お気に入りは 猶本のミドルシュート、すばらしいゴール
でしたね。

でも苦言も一つ、スローインで5回もファールをとられる
なんて、恥ずかしいぞ、て言うかせっかくのマイボールを
むざむざ相手に渡してしまうんだから、接戦だったら失点に
繋がってしまう危険もある

面白かったのは、途中出場の田中(陽)コーナーキックで
遅延行為をとられたのに、眼をクリクリさせながら、その後
水をガブのみして、時間を使っていた。
肝っ玉ヤングなでしこだね。
家内と大笑いしながら見ていたよ。

次はニュージーランドの戦いだ、身長の高い相手との戦い
をどうするのか、楽しみだ。
それと試合をリードする司令塔が誰になるのか、今後の
試合の中で決まっていくだろうと思う。
なでしこの沢選手のような人材は、1夜にしてならずである