花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

八郷のフラワーパークへ花を見に行く

2011年01月20日 | 写真
フラワーパークが有る石岡市八郷(やさと)地区は、筑波山を始めとする山々に囲まれた
盆地で、名前が示すように、八つの郷が有るという。
中には落人伝説を秘めた隠れ里のような集落もある。

天気の良いある日、下草刈りを一休みして、折から開催しているダリアとベゴニア展を
見に行った。

展示会場に一歩入ると、華やかな花の飾り付けが出迎えてくれる。
水槽に浮いているのは、ピークを過ぎた花を切り取って、新たな飾り付けに使われている
ダリアやベゴニアの花。


大輪ダリアの展示は、温室の廊下に飾られている。


大輪ダリアの花、係員の方から話を伺うと、路地植えにすると大きさが40センチにも
なるというが、鉢植えではこれが限界と言われていた。


大輪ダリア、迎春という名前が付いていたが、以下名前は省略(メモしなかったので)


大輪ダリア、


帰り際、新たに展示されたダリア、名前は判らないと言うが、グラデーションが綺麗なので
すぐに持ってきたという。


ベゴニアの花、まるでバラの花のような美しさ。


これはベゴニアの雌花、熱心に写真を撮っていたら、係員の方が切り取って見せてくれた。
この花も雄花と雌花の開花時期が若干ずれて、自家受粉しないような仕組みになっているという。
自家受粉すると遺伝子的に弱い花になるので、花が進化の過程でそのような仕組みを取り入れた
のだろう。
ベゴニアの花の下に、このような付属物が無ければ、それは雄花だという。
雄花は雌花の受粉が終わると、ポロリと散ってしまうという。
人間と一緒で「男は辛いものです」と言って笑っていた。
ベゴニアには、木立性(こだちせい)のものと球根性のものがある。

以下は、私の気に入った花達。











ベゴニアの展示室、温度は常に一定になるように管理しているという。
肥料も毎日一定量が70日間にわたって溶けるような物を土の上に載せているという。


ベゴニアの展示室、右側の列


廊下に貼ってあるベゴニアの説明
係員の方がいたら色々聞いてみると良い。親切に説明してくれますよ。
「ただ見るだけで帰ってしまう方がいるので残念だ」と言ってましたから

この私のブログにのお気に入りに、フラワーパークのリンクが有るので詳しくはそちらを
ご覧下さい。