花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

鶏足山登山コース案内写真

2011年02月04日 | 登山
今回歩いたコースを紹介します。
俯瞰図の「登山口・P」から「浅間神社中宮跡」→赤沢富士→尾根のピーク1→林道・登山口
→尾根のピーク2→鞍部・富士山分岐→健脚コース分岐→鶏足山・南峰→鶏足山・北峰→
並柳分岐→鶏石・ここから引き返して北峰→南峰→健脚コース分岐から健脚コースを下る
→健脚コース登山口・ここから林道歩き→ファミリーコース登山口→林道分岐→登山口・P

県道からの登山口入り口・茶畑の中の道を入り、右奥の山麓に登山口がある。


登山口の様子・左の林道は町道で、途中に各コースの登山口が有るが、今回は右の赤沢富士の
登山口から登った。駐車はこの付近のスペースに止める。
少し進んだ所にも多少のスペースがある。


登山口に立っている案内図・「町道中の沢線」と書かれているのが、私が林道と書いた道です。


登山口にあるパンフ箱・コース入りの案内パンフが入っている。


親切に杖もおいてある赤沢富士の登山口・フェンスの前の階段を上っていく。


多少残雪がある雑木林の登山道を登る・以外と急登なのでゆっくり登る。


やがて浅間神社中宮跡に着くが、雑木が生えてそれらしい痕跡は無い、多少平坦かなと思える程度


なおも急登が続くが、足馴らしには丁度いいかも


赤沢富士の山頂・山頂と言っても尾根のピークという感じで、祠が奉ってある。
茨城には、外にも赤沢富士が有るので、紛らわしい。


山頂に立っている浅間神社と赤沢富士の由来
本物の富士山に詣でなくとも、各地に作られた浅間神社と富士山を詣でれば、ご利益に預かれると
江戸時代の人は信じたらしい。
いかに富士山が日本人の精神構造に影響を与えたかが判る話である。


赤沢富士の山頂から尾根道を登ると、一つ目のピークに達する。


そこからは林道までの下り坂で歩きやすい。


登山口から続く町道の林道は、赤沢富士を周回するように続いている
反対側の小さい崖に登山口があり、ステップが刻まれている。


林道に立っている案内図


再び樹林帯を登る


花が咲いているように見えるコウヤボウキの花柄が、登山道を彩っている。


やがて二つ目の尾根のピークを越えて


鞍部に達すると、そこには富士山と書かれた謎の案内板が立っていた。


再び上り坂になり、途中で健脚コースが合流する分岐がある。帰りはここから健脚コースを
下る事にした。


ようやく鶏足山の南峰に到着した。最初は、鶏足山・山頂と表示されていたので
ここが山頂かと思ったが、話に聞いた展望が無い。
わずかに樹林の切れた南方向に、筑波山が霞んでいた。


霞んで見える筑波山。
折良く登ってきたご夫婦に聞いたら、別に北峰が有って、そちらは展望抜群だと言う。


しかも傍らには、こんな案内板も立っていた。
北峰とか南峰というのは、正式な名称では無く、山中間の通称のようであったが、便宜上
そう呼ぶことにした。


北峰山頂は、見晴台・絶景と案内されているように、遮るものの無い展望地だった。
ただ残念なことに、雲と霞で展望が得られなかった事である。

この山も弘法大師の伝説の山で、弘法大師が奉られた石の祠が有り、傍らには山名の由来と
なった弘法大師の故事来歴が記されている。


鶏足山の由来を記した看板
要旨は、弘法大師が護摩修行していたら、鶏の声が聞こえたので、こんな山の中に鶏がいるのかと
不思議に思い、山に登ってみたら、トサカの形をした大変大きな岩が有ったので、この岩が鳴いた
のだろうと、この山を「鶏足山(けいそくさん)」と命名したという。

宇都宮から来たというご夫婦に聞いたら、その鶏石(にわとりいし)には簡単に行けますよと言う。
全国の山を巡っているという羨ましいお二人である。
日光の錫ヶ岳に行く道筋も教えていただいた。
早速、鶏石に行って見ることにした。


山頂のすぐ下に有る「護摩焚石」もしかしたらここで護摩修行したので有ろうか
張り出した岩の下は、垂直の崖で有る。


一旦下って尾根道を行くと、栃木県の茂木町の並柳に下る分岐に出る。
いかにも県境の山である。


これが山名の由来となった鶏石(にわとりいし)で、雄鳥と雌鳥のトサカと言われているらしい
これが鳴いたのかな。


山頂に戻って撮った、おそらく北方向の写真、正確な方位を調べなかったので。


帰りは南峰まで戻り、健脚コースを下った。
結構な下り坂で、滑りやすいので注意がひつようかも


林道の健脚コースの登山口に着いた。ここからはひたすら林道を歩く。


林道の途中にファミリーコースの登山口も有る。


林道が二股に分岐している地点に着けば、出発地点の登山口はもうすぐである。

補足説明追加
鶏足山の標高は、430.5メートルです。
また登山口の緯度経度は、北緯36度27分04.45秒 東経140度12分53.37秒

尚、城里町観光協会のホームページに、鶏足山のハイキングコースの案内図が
掲載されています。
こちらです 城里町観光協会鶏足山ハイキングコース案内

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花之江の郷にセツブンソウを尋ねて

花之江の郷のホームページを見たら、セツブンソウが咲いたと言うので
尋ねてみた。
節分の頃に咲くからセツブンソウなのだが、今年は寒さが続いたせいで
まだ本当の咲きはじめだった。
セツブンソウの自生地である、栃木市の星野は、まだ節分草が出ていないと行って来られた
方に聞いて、行くのをやめました。


まだ小さく、うつむき加減に咲いている


奥の方で咲いている花をよく見たら、突然変異なのかシベの色も、花の形も変わったものがあった


水玉に景色を写すバイカオウレンの花







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