花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

アマナの咲く季節が巡り来て

2012年04月02日 | 写真

アマナ(甘菜)ユリ科アマナ属の多年草
花びらは内側に3枚、外側に3枚、花の下に包が2枚
茎の根本に細長い葉が2枚、向かい合ってつく。
日が当たって気温が上がると花を開き、それ以外は原則として
閉じている。

花の後は、地下の球根(鱗茎)を残し、地上部は枯れ、晩春から
翌年の早春まで休眠する。
夏から冬にかけて、ダイズくらいの大きさの球根をつける
これを食べると甘いので「甘菜」の名がついた。


花びらの外側につく赤銅色のすじがチャームポイントかな


おしべは6本、葯(やく)は花糸に丁字型につく


開く直前の蕾


アマナの群生

SSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS

今日は朝から好天で気温が上がる予想だ
山にでも登ろうかと思っていたら、家内に病院への送迎を
頼まれた。
「そう言うことは、前もって言ってくれよ」と言うと
「何よ偉そうに」と、取り憑く暇もない。
山の花に未練を残しつつ、病院へ送り迎えをした。

帰ってきたら昼である。
汗ばむほどの気温である。もしかしたらアマナが咲いたかもと
思いついた。
そうなると現金なもので、急いで昼飯をかきこんで出かけた

心あたりの河原に行くと、予想的中で満開だった。
持参したビニールも敷かず、膝をついて撮影する。
思わず顔がにんまりする。

気を良くして「ヒメアマナ」の咲く場所に行ったら、そちらも
満開で、ノウルシの間に黄色い花がちりばめられていた。
三脚で痛めないように、靴で踏まないように細心の注意で
撮影する。

ちなみにヒメアマナは絶滅危惧種に指定されている貴重な
花である。
生育する場所は限られ、隔離分布する花として知られている。
今年も無事に会えました。

ヒメアマナの写真は、明日掲載しますね。








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