台風一過の筑波山、久々にすっきりと姿が見える
手前の芝畑には、台風の名残の水がたまっていた。
奥日光では、いろは坂で土砂崩れがあって、通行止めだという
昼過ぎになったら気温が急激に上がって、熱中症になりそうだった
とりあえず涼しげな白滝の写真でもどうぞ
かつては、山岳修行の行者さんが滝に打たれる滝行を
やっていた場所と思われる。
今でも一本だけ太い木製の樋から水が流れ落ちているが
後の二本は上流を石で止めている。
こちらは白滝の下流の滝、右脇の崖に不動尊が奉ってある
クモキリソウ・ラン科クモキリソウ属 (雲切草)
こちらはまだ咲き始め
ほぼ満開のクモキリソウ
林内に生える多年草。偽球茎は球形で露出する。
(筆者注、偽球茎とは、肥大した茎の基部のこと
堀勝さんの原色植物観察図鑑に寄れば、根元に卵形の球があって養分を
蓄え、地上にあらわれていると説明されています)
葉は2枚。広卵形で長さ約10センチ、縁は細かく波打ち
葉脈の編目ははっきりしない。
花茎は高さ10~20センチ、5~15個の花をつける
花は淡緑色または黒褐色で、萼片、側花弁とも長さ8センチ
で細い管状。
唇弁は反り返る。花期6月~8月、分布 日本全土
以上「山渓の山に咲く花」から引用
クモキリソウの花姿、花の部分のトリミング
上の写真の右下の部分拡大、花の正面から
同じく左の花は側面から見た形
追記、新井和也さんの「八ヶ岳・霧ヶ峰植物手帳」
(JTBパブリッシング発行、大人の遠足BOOKシリーズ)
によれば、和名は雲切草とされることもあるが、花の形から
昆虫の蜘蛛の腹部を切り落とした姿に花が似ることから
蜘蛛切草と表記しています。
この時期の林内の道は、虫との戦いだ。
虫除けスプレーぐらいでは、効果が無い。
ましてやじっとピント合わせをやっていると嫌になるほど
襲いかかってくる。
毎回、逃げ帰ってくる私だ