花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

勝っても喜べないなでしこの試合

2012年06月21日 | スポーツ

至仏山のタカネナデシコ・2011年7月撮影

スウェーデンとのテストマッチの試合、1-0の辛勝で終わった
初戦のアメリカとの試合と比較すれば、かなりボールが回ったが
それはスウェーデンのプレッシャーがアメリカほど厳しくなかった
からと思う。

戦う姿勢を見せると監督は言っていたが、それも長くは続かなかった
特に後半の後半は、沢と坂口が入っていたのに、ピンチの連続だった

今回は五輪の代表選手を選ぶというテストも兼ねていて、不慣れな
ポジションをやらされた選手もいて、ある程度割り引かないと
いけないが、パス回しに気が向いて、攻めるドリブルが少なすぎた
ように思う。

得点シーンも安藤選手のドリブルから生まれたし、その安藤選手の
シュート場面も、沢選手の攻め上がりからだった。
沢から川澄に渡り、川澄が裏にドリブルで持ち込んで安藤に返した
あのシュートは、安藤選手がフリーだったのだから、もっと強く
打てたはずだし、決めなければならない場面だった。

このところ得点できないでいる安藤選手に得点して欲しい場面だった
おそらく全国のなでしこファンも、そう思った事だろう。

高瀬と丸山は、評価すれば5段階で3である。
攻撃に絡むことを期待された高瀬は、なかなか絡めなかったし
ドリブル期待の丸山は、ドリブルをさせてもらえず体を入れられて
逆にボールをとられていた。

やはり常時スタメンで出ていた選手と、控えから出た選手では
連動する動きのコンビネーションに差がでてしまった形だ
監督も人選に悩むことだろう。



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