筑波山の林道に咲くサラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属、多年草、花期8月~10月
その昔、この草の若葉を採ったら、流水に1~2日ほど
晒してゆでて食べていたという事から晒菜(さらしな)が付き
根を乾かして升麻という生薬を作っていた事による名前
茎の上部で枝分かれし、白色の長いブラシの様な
花の集団になる。
花の穂の長さは10~30センチ。
1つの花の内、白色の花弁状の萼と、萼より小さい花弁は
開花すると落ちてしまう。
残るのは多数の雄しべ。花には柄があるので白いブラシは
太く見える。
雄しべの長さは長さは5~6ミリ。へら形で先の方が
太くなっている。
雄しべの数は多数。雌しべの数は 2~8個。
花後に実(袋果)をつける
サラシナショウマのアップ
フユイチゴの花
ミズタマソウ
オオナルコユリの実
実についた水滴に写るものは
キンミズヒキノ葉が紅葉していた
アケボノソウと蟻、何故アリが来るかというと、緑色の斑紋は
蜜腺溝と言い蜜を分泌する(2013年9月説明を追加した)
アケボノソウの立体的横顔