くりこみさん日記

駅名標ラリーをしているくりこみさんの日記。駅名標撮影の舞台裏やウェブサイト画像UPの情報などを書いてます。

08/10: 質疑応答が苦手です

2021-08-10 20:30:39 | 日記
臨機応変な対応が苦手なくりこみさんです。
がちがちにマニュアル化された事なら得意なんですけどね。

さて、くりこみさんは大学院生の時に研究会や学会などで発表をした事がありましたが、
一番苦手だったのが質疑応答でした。
発表自体は事前に練習できるので対応できるのですが、質疑応答は練習ができないのです。
いや、質疑応答といっても聞かれそうな事は想定できるでしょ?と言われるかもしれません。
ところがくりこみさんは、何を聞かれそうなのかがまったく想定できなかったのです。
なので、持てる資料は全部持って、その場で対応するという準備をしていました。
そして質疑応答。
まず、相手の言っている事が分かりません。
当然、どう答えて良いのかも分かりません。
あと、1回だけあったのが、一度に5つ質問されました。
当然、1つも覚えられません。
その時は質問者にあきれられて、もういい、という感じの事を言われました。

という具合に、くりこみさんは臨機応変さを求められる作業がまったくできません。
これをきっかけに、「あぁ、研究者には向いていないな」と思い、研究職を諦めたという経緯があります。

ところが、この質疑応答なり臨機応変な対応というのが、お仕事をする上で避けられない事だと後に気づくのです。
上司にお仕事の事を報告するとなると、その後は質疑応答が待っています。
まず、相手の言っている事が分かりません。
当然、何を聞かれるのかはまったく想定できません。
したがって、もちろんあきれられるわけです。

なぜか相手が何を考えるのかが想像できなくて、とんちんかんな事しか答えられません。
くりこみさんの思考回路は、普通の人とはかなり変わっているらしいのです。

そして決定的なのが、日本語のヒアリングができないのです。
なんとなく言っている事は分かるのですが、1文聞くと前の1文の内容を覚えられないのです。
覚えた最後の1文も、細かいニュアンスは覚えていません。
大体こんな事言われた、位しか分からないのです。
そらぁ質疑応答が苦手なわけだよ、となりますよね。

もうこうなるとお仕事に支障がでるので、くりこみさんは「自分は臨機応変さを求められるお仕事はできません」と上司に宣言しています。
なので、がちがちにマニュアル化されたルーチン作業をお仕事にしています。
不思議と、細かい入力作業は苦も無くこなせるんですよね。

というわけで、質疑応答が苦手な人は、周りに「自分は質疑応答無理!」と宣言しちゃうのも1つの方法かもしれません。
質疑応答が苦手だからと言って研究職を諦める必要もないし、研究職を諦めた所で質疑応答はその後もつきまとってくるので、
どこかで無理と宣言するのが良いかもしれません。
データ入力を延々と繰り返す研究職もあるでしょうし、コーディングを続ける研究職もあるでしょうし、
質疑応答は共同研究者に任せてしまうという役割分担だってありだと思います。

結論:世の中適材適所で回ってる。自分が向いていないお仕事は他の誰かがしてくれます。

以上、くりこみさんでした。

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