先日、昔の仕事仲間から、おしゃれの
基本について教えてくれと頼まれた。
でも、彼女も専門家なのだが!?
仕事で、フランス人が話してくれたこと
を伝えたのですが、
パリの女性は(そういった方が通りが
いいからだが)、
流行は流行で守りながら、けっして極端
なスタイルには走らない。
ファション・ブックからぬけ出たような
男女は、田舎者にかぎる。
ここで声を大いにしていいたいのは、
田舎に住んで、まともな生活をして
いる人々を、私は尊敬こそすれ、田舎
者とはいわない。
都会の中で恥も外聞もなくふるまう
人種を、イナカモンと呼ぶのである、
と・・・。
余談ですが、
ビスクドールもファッションも同じで、
洋服の左が緊張で右は安定を表すのです
(ポケットチーフ左でしょう)
ビスクドールの命は目で、人間と同じ
左右が非対称の大きさにするのです。
(緊張と安定を表し、ドールは洋服の
オートクチュール世界と共に発展)
僕は、ファッションを通じて、
ダイヤモンドの鑑定士の
資格を取り、アクセサリーの加工で
金の国際取引を覚えたのたのですが、
最後に、女性にとって
おしゃれに見えることは、まだおしゃ
れが不充分であるからで、一歩先へ
出るよりも、一歩退いていることの
方が、本物のおしゃれだと思う。
おしゃれも結構、虚栄心も結構、
何ごとも徹底的にやってみれば、
おのずから道は開けるのではない
でしょうか。