ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

~夕暮れ便り~ ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年04月17日 21時27分45秒 | owarai
【コラム】

なぜか、ひとり旅がしたく
なった。

恋人に近いボーイフレンドは
いたが、少しそのやりとりに
も疲れて、ふと気分転換がした
くなった。

北海道へ渡ることにした。日本海
の小さな町に、高校時代の同級生
が大学から移り住んでいた。

その町は、古いにしん屋敷などが
残っていて、宿も趣きのある
アンティックな感じで気に入った。

太陽は、近く大きく、目の前の水
平線に本当にじかに沈んでいくよ
うで、神秘さえあった。

町で知りあった男の子と何を話し
たろう。海を見て、ベンチに男女
がふたりだけというのは、かなり
ロマンティックな光景かもしれず、

もしかしたら彼のほうは、その結
果を狙って誘ったたのかも、と、
ちらりと思ったりした。

夜、彼は近くの料理屋で私を歓待
してくれた。すっかり地元になじ
んで北海道弁になっている彼は、

店の人や、居合わせた同僚などに
「東京からのお客さん」と言って、
私を紹介する。

ただ、困ったのは、私が東京からわざ
わざ彼を訪ねてきた、婚約者みたいに
取られてしまうことだった。町じゅう
の噂になりそうだった。

翌日、駅まで送りに来た彼は、
「本当にここまで来てくれて、ありが
とう。よかったら、また、来てくれ
よ。その時は・・・・・」

となにか言いだげで、ちょっと悲しい
顔をした。
私は、東京のボーイフレンドに葉書を
出すのを忘れてたのに気づいた。

    ゚+o。。o+゚♡゚+o。。o+゚♡゚

ほんの迷いを 旅の空の風に散らそう
として

また、新しい思い出と迷いをかかえて
しまいそう

小さな煩悩なんて けして飛びそうな
荘厳な落日を見て

ひととき 無になりそうでも

それこそ生きてきた時間から見ると
ほんの一瞬で

すぐ夜が来て また日は昇る

大人になりきれない時期は

ささいなことでも 一日ひとつは
小さな刺を

かかえてしまうようで

そして 同じように こちらも誰かに
その刺を

感じさせているのかもしれない

ひとり旅は開放感とともに その反動
の物思いも増える



63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「無限の”能力”にブレーキを」

2017年04月17日 12時40分19秒 | owarai
「無限の”能力”にブレーキをか
けていませんか」
才能教育の鈴木鎮一さんは、
「人間に、いい頭や悪い頭は
ない。生まれたときは誰でも
真っ白で、豊かな生命を内に
秘めている。

環境によって、いい頭になっ
たり、悪い頭になったりする
だけです。

言い換えれば、育て方一つ
です」と言います。

エール大学の教授が、狼に
育てられた二歳と七歳ぐらい
の子どもを観察した記録が
ある。

人間に育てられるようになっ
てからも、両手両足を使って
歩き、夜になると遠吠えをし
たという。

このことからも、幼児期の
教育がいかに大事かがわ
かります。

同時に、狼に育てられれば
狼の習性を身につける能力
が育ったのですから、その
子たちは素晴らしい生命を
備えたとも言えます。

だから、もし恵まれた環境
を与えられたならば、豊か
な能力を持った人間に育ち、
立派な人間になれたはず
です。

生まれながらの天才はいま
せん。バッハもモーツアルト
も、石器時代に生まれたら、
石器人でしかなかったはず
です。

二人とも恵まれた環境で育
ったから、偉大な音楽家に
なれたと言えます。

「よく引っかかる人が何かをする人」ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年04月17日 12時06分00秒 | owarai
【コラム】

安岡正篤(やすおかまさひろ)は、
「絶えず人生に対して、あるいは
物事に対して『問い』を持って
おれば、必ず人生の師に出会う。

「問い」とは、物事に対したとき
「なぜだろう」「何か変だな」と
感性の中から湧いてくる実感だと
思います。

多くの人は、「まあいいか」でやり
過ごしてしまう。

そこで引っかかる人が、何かを
成し遂げる人です。引っかかった
ことに対して、「なぜだろう」と
一歩突っ込んで考える。

これが凡、非凡の分かれ道となる

「ちょっとおかしい」と感じる分
野は、その人の才能や関心によっ
て違ってきますが、「いかに問うか」
が大切です。

問いを正しく持てば、答えはほとん
ど出たも同然です。自分で答えが
わからなければ、その道の権威に
教えを乞えばいいだけですから。

本田技研の創業者、本田宗一郎は、
鋳物に疑問を持って浜松高等学校
の先生の門を叩いて夜間部に通った。

そして「本多鋼」で金属研究の
世界的な権威となった本多光太郎に
教え請いに仙台まで出かけています。

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


「いい言葉・いい話」 ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年04月17日 08時08分35秒 | owarai
【コラム】

たった一つの言葉・一つの
話で、嬉しくなったり、勇気
づけられたり、心が温かくな
ったり、逆に、落ち込んだり、

涙を流したり、喧嘩をしたり、
仲たがいをしたり・・・。

松下幸之助、稲盛和夫さんを
はじめ、多くの人を成功人生
へと導いた国民的人生哲学者、
中村天風はこんなことを言って
います。

「『もう駄目だ』と言ってばか
りいると本当に死んでしまうし、
どんなに苦しくとも

『オレは大丈夫だ』と口に出し
ていれば病も回復してくれる
ものだ」

殺せばすぐに息絶えてしまう
のが言葉です。

しかし、一度生かせばどこま
でも威力を発揮してくれるの
もまた、言葉の力の不思議で
す。

落語家の落ちこぼれで元商社
マンの私がいうのも変ですが、

取引先の工場の二代目を目指
す方で精神的に不安定の方が
多かった。

ある経営者の息子が、二世の
重圧から拒食症になって入院
しました。お粥の臭いを嗅い
だだけでも、もどすほどの重
症です。

それを見舞った私の上司が、
オロオロするご両親に、お粥
をスプーンで口に持っていっ
たとき、

嘘でもいいから「あっ、少し
入ったね」と言ってあげなさ
い忠告し、ワラにもすがる思
いで、早速その場で実践され
た。

それを続けるうちに、少しず
つ食べられるようになり、見
る間に回復されました。

心のこもった言葉が、相手に
この上ない「生きる力」を
与えた話です。

商社マンなので銀行と同じよ
うに取引先の与信管理や動向を
常に見て行動するのも仕事でし
た。

一つの言葉・一つの話のプラス
面を見つけ、それを自分の力と
するためには、愛語(優しい心
のこもった言葉や前向きな言葉)

を受け取る側にも感じる力が
ないと、「見れども見えず、
聞けども聞こえず」ではあり
ませんが、

つい見過ごしたり、聞き捨て
たりしてしまい、相手の心を
揺り動かすことはありません。

そのひと言を愛語として受け
取るか否かは、「その人が、
そのとき、何に関心を持って
いるか」に大きく左右される
のです。

63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』


『忘れることの素晴らしさ』ブリュー・ミュージアム SAKU 店長コラム

2017年04月17日 04時43分42秒 | owarai
【コラム】
ぼくは忘れるということを、
素晴らしいことだと思って
いる。

負けおしみではなく、
忘れるからこそ、つねに
新鮮でいられるんだ。


63体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業122年』