ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「ある日、ある午後」

2017年09月06日 07時25分49秒 | owarai
人生はたくさんの「さよな
ら」で成り立っている。

けれどもその一言がスマートに言え
たためしはなく、惨めにすくみあが
ってばかりいる。

「さよならに乾杯」と、さりげなく
言えたら、どんなにいいだろう。
別れをそんなふうに優雅に茶化すこ
とができたら・・・・・。

いさぎよくできないのならいっその
こと、女ならなりふりかまわず泣き
喚き、

別れたくないのだ、さよならなんて
いやだとすがりつけば、まだ可愛ら
しいものを、

そんなふうに姿勢を崩してしまうく
らいなら死んだほうがましと、笑え
もしないお粗末なユーモアを一席
披露して、結局泣きたくなるのが
セキのヤマ。

あぁ人生はなんとまあよく、
ウッディ・アレンの映画の世界と
似ていることか。ドジで、哀しくて、
滑稽で・・・・。




「日照りも嵐もあって人生」

2017年09月06日 05時21分27秒 | owarai

心を天気にたとえて言うと、
どうも私たちは、すきま風
もなく暴風雨も起こらない
状態が「理想」としている。

そういうことが可能だと思
っている。

でも、暴風雨など、全部こ
みで、天気が成立しているわ
けで。

太陽が照っている時を「良い
天気」と言って、良い天気が
多いほど良い、と思いこんで
いるのだけど

日照りばかり続いたら「良い」
とは言えないでしょう。

でも、それほど私たちのイメ
ージは固定している。

心の天気も、人はみな雨の降
らないことを願っている。

―――どこかに「良い天気」
ばかりを生きている人間がい
ると、みんな錯覚している。

そして、その人に比べると自
分は残念だと思っているわけ
だけど、そんな人はいないん
です。