ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「孤独との出逢い」

2020年09月11日 15時59分28秒 | owarai

私たちはつい、今のあるがまま 
のすべてが、ずっと未来まで続 
くような錯覚を持ってしまいま 
す。 
でも一寸先はわからないのです。 

二百年も眠りつづけていた島原 
の普賢岳が、ある日、突然火を 
噴くように、七十年も続いた 
ソビエトの共産主義が、突如と 
して崩壊したように、 
明日何が起こるかわからない 
のです。一寸先は闇です。 
常に、世の中のすべては移り 
変わっています。私たちが 
生まれた瞬間から、老いと 
死に向って毎日変わっていく 
ように。 

それを仏教では「無常」という 
言葉であらわしています。 

この世に起こるすべてのことは 
移り変わる、一時も同じ状態 
はないということです。 
心もまた無常です。 
人と人との関わり、交わり、愛 
もまた無常です。 
結婚式で、日本古来の神式であれ、 
お寺での仏式であれ、キリスト 
教のチャペルの式であれ、 

どの場合も、神や仏の前で、 
新郎新婦は夫婦の愛の永遠に 
変わらぬことを誓います。 
それでも、夫婦の愛が決して 
永遠でないことを、年々、世 
界的に増加していく離婚の数 
が示しています。 
結婚式での誓いは 
「変わりません」というより、 
「変わりやすい私たちの愛だ 
からこそ、どうか、神や仏に 
よって、守り、育て、つづけ 
させてください」 
と祈るべきだと思います。 

愛しあっている時は、いつか 
自分が裏切られるなど、人は 
思いません。 
まして自分がこんなに今愛して 
いる相手に飽きがきたり、情熱 
を感じなくなったりする日が 
来るなど想像もつきません。 
ところが気がついた時、相手に 
別な愛人が出来ていたり、 
自分が今の恋人や夫以上に心 
惹かれる人が出来ていたり 
するのです。 

それほど人間の心は不確か 
なものなのです。 
だからこそ人は愛に誓約や 
契約を求め、その証人をつくり 
たがります。 
それで結婚式や神父や僧侶や 
神主に立ち会ってもらい、た 
くさんの友人に参列してもら 
って証人になってもらうので 
す。 

でも、そんなことがいかに 
虚しいか私たちはもうさんざ 
ん愛の破局を見たり経験した 
り知っています。 
愛もまた無常ということも、 
孤独と同じくらいに知って 
いましょう。 


さ庭べに夏の西日のさしきつつ「忘却」のごと鞦韆(しうせん)は垂れる

2020年09月11日 15時10分57秒 | owarai

セピア色の古い写真のような

風景。夏の西日を、浴びている

鞦韆。=ぶらんこ

 

 

『「できる男」を求めるの 
ではなく、「できる男」を 
引き寄せる』 

狩猟において、ハンター 
と獲物の関係は、男女 
関係に似ています。 

サバンナを巡るサファリ 
の車を見ても、動物たち 
は逃げていきません。 

それは、自分にそれ以上、 
近づいて来ないと知ってい 
るからです。 

魅力的な色、柄、艶で高い 
値がつく動物の毛皮ほど、 
狩猟には危険が伴う、 

簡単に触れることも、崩す 
こともできない、凛とした 
女性。 

「こいつ、何者だ」と、周囲 
の人たちは吸い寄せられま 
すよ、 

そういう人間には。 

 


もう抱けぬ重さの吾子の弁当に取りておくいちばん大きい苺  >“知恵の時代”の有効資本

2020年09月11日 13時00分32秒 | owarai

家族の変化、それもとても

小さなものに、一番敏感な

のは母親だろう。赤ちゃん

から子どもへ。抱ける抱け

ない、という自分の腕で感じ

とる変化。子どもが自分の

手からだんだん離れてゆく

ことへの、一抹の寂しさ。

 

 


「人を使うに、我が心の如く 
 せんと思わねば廻らないもの 
 なり。 
 叱れば道理と思いながらも 
恨み僻み、厳しく使えば目 
を盗み、 
 緩過ぎれば怠け、あまき 
言葉に乗る。

 仕末に困るもの故に、人を 
使うは身を使うなりという 
述懐も起るなり」

 「それ人を使うには、我が身 
を顧るを要す。慈悲を本とし、 
 少しの過ちは見すごし、 
 大切なることは少しも赦さず、 
 言葉を慎み、行正しく、法に 
過ぎて使わず、使うべきには 
必ず使う。

かくして依怙なければ、情に 
感じて心服するものなり」 
 (常盤貞尚『民家分量記』 
 人間の弱さ、ずるさを十分に 
理解した上で、人を使うには、 
まず我が身を正すことだと 
力説している。

リストラという名のもとに 
様々な中高年齢者いびりが 
見うけられるが、そうした 
経営者を見る社員や社会の 
目は厳しく、その裏で本当に 
大切なものを見失っている 
 ことに気がついていない。

これからの知恵の時代を勝ち 
残っていくには、人材こそが 
勝負である。 
そんな企業に、優秀な人材が 
集まるとは考えられない。  
 


「暗い顔で鏡を見れば、イヤなことが起こる。笑って鏡を見れば、いいことが起こる」。

2020年09月11日 11時53分15秒 | owarai

鏡は、昔から、魔法に 
使われていました。 

鏡には、人にエネル 
ギーを与える不思議な 
力があるのです。 

朝、顔を洗うから、鏡を 
見るのではありません。 

朝、鏡を見ることで、あな 
たの一日が決まるのです。 

『朝、鏡を見て、 
とびきりの笑顔で笑おう』 


“心の身じたく”はできているか

2020年09月11日 08時36分03秒 | owarai

四十六歳になる婦人が乳がんと 
診断され、しかも手遅れで、あ 
と数か月の命と宣告された。 

婦人は、父親の故郷である山口 
に旅し、旅から戻ると、大学生 
と中学生の二人の息子に向けて 

自分の生い立ちや生き方などを 
書き綴った。そして、母親がい 
なくなっても困らないようにと、 
息子たちに料理を教えた。 

「交通事故で突然死ぬことを考え 
れば、むしろありがたい、やるべ 
きことはすませられるだから」と、 

気丈に自宅で闘病生活を送った。 
最期の一か月は、美しい母親と 
しての思い出を残したいから 
日々衰える姿を見せたくないと、 

息子たちの病室への入室を禁止 
した。 

やがて婦人は亡くなり、地元紙 
の広告欄には、訃報とともに 

「この度、私は病気により急ぎ 
旅立つことになりました。・・・ 
皆様に、心からお礼を申し上げ 
お別れをしたいと思います」 
という自筆のお別れの言葉が 
掲載された。 

誰にも死は訪れます。取り乱して 
いたずらに時を過ごすのではなく、 
死をきちっと見据え、 

自分はこれだけのことをしたと胸 
を張れるように、今をしっかりと 
生きたいものです。 

 

YouTube

Tatsuro Yamashita "LOVE SPACE" (Live 1978) 山下達郎 ラブ・スペイス

https://www.youtube.com/watch?v=GIb3rPJjY9k

 


寒天質に閉じこめられた吾(♀)を包み駅ビル四階喫茶室光る

2020年09月11日 08時28分45秒 | owarai

それは鉄のように固く閉ざす 
ものではなく、また、ガラス 
のように冷たい感じのバリゲ 
ートでもない。 
世界からも自分は見え、自分 
からも世界は見える。個体と 
液体の中間のような感触。 
無色透明だけれど、確かに 
存在する膜を身にまとって 
いる。 

青春の、いいようにない 
憂鬱や理屈ぬきの清潔 
やわけのわからない孤独 
などが「寒天質」を形 
づくっているのだろう。 


「よく聞けば」 
法廷で女の証人が呼び 
出された。 

判事「何才ですか?」 

女の証人「21才と数か月・・・・・」 

判事「はっきり言ってください。 
宣言してるんですから」 

女の証人「21才と百二十カ月」 

傍聴席「ざわざわ!?!?!?」 

 

YouTube

宇多田ヒカル『HIKARU UTADA Live TOP FAN PICKS』

https://www.youtube.com/watch?v=bH81yFWKLkw


しっとり湿る疑問符軒先に吊るしてあした逢うか逢わぬか

2020年09月11日 05時20分28秒 | owarai

「疑問符」は実態のあるもの
ではないから、比喩的に「相
手への疑問を消しきれずに、
軒先を見つめて、思いを
宙に漂わせる。

この人といつまでも一緒に
いたいと思う感情って、
こんな短時間で形成される
んだ・・・・・
人が人に惹きつけられるの
って、時間じゃないよね。

その人の個性がはっきりでて
いて、
それを好ましく思えば、
こんなにもすぐ人を好きになれる


YouTube
Motohiro Hata - Rain (Long Version)

https://www.youtube.com/watch?v=ZZAa_S0hY1Q


数多(あまた)なる窓を集結せるビルの互(かた)みに背(そ)むき立ちてゐたりき    >『傷心と空虚、どっちをとるか』

2020年09月11日 04時19分47秒 | owarai

結婚を別にして、人間は、男と女の 
関係が始まったらあとは別れがある 
だけだ。これは体験的要素。 

問題は、別れがはやい時期におとず 
れるか、あるいは少しでも先にひき 
のばせるかだけ。 

恋の初期があれだけ甘美でめくるめ 
くような興奮で満たされるのは、つ 
ねにどこかに、いつかこの恋で終わ 
ることを恐れる気持ちがかならずか 
くされているからである。 

あなたは、『空虚』と『傷心』と、ど 
ちらをとる?」 

私は、「なにがなんでも 
『傷心』に決まっている」と飛びつけ 
ないのだ。 

若いときの傷のなおりははやい。傷口 
はすぐにふさがり、傷あとさえ残らない。 
肉体的にもそうだ。ヤケドなどしても、 
二~三日で消えてしまう。 

ところが年をかさねるにつれて、傷は 
なおりにくくなり、傷あともなかなか 
消えない。へたをすると、傷口は永久 
に残ってしまうこともある。 

しかし冷静になって考えると、男と女 
の関係、いいではないか。別れもまた 
いいではないか。大事なのはどのよう 
な別れをするか、その別れの質なのだ 
から。 

せめて、いい別れ方のできる恋愛であ 
るよう、と心をくだくべきであって、 
ティーンエイジャーのように尻込みす 
るときではない。 

いまは初秋である。庭を吹く風に透明度 
がくわわり、ひんやりと冷たい。 
それにしても妙にさびしいものだ。 

 

YouTube 
Chuck Mangione - Feels So Good HQ (12" Remastered ) 

https://www.youtube.com/watch?v=NDSBV0vTfTo