ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「紙クズはもう一泊します」

2021年01月16日 19時23分08秒 | owarai

アーサー・ヘイリーの小説、
「ホテル」で、事件の重要な
証拠となるメモが発見された

のは、焼却炉に入る寸前のゴ
ミの山でした。

小説のなかだけではありません。
実際のホテルでもいろいろな
出来事は日常茶飯事。

例えば、大事なメモをうっかり
捨ててしまったら?―--

大丈夫、ご安心ください。
お部屋のクズかごの中身は、お客
さまがチェックアウトなさった後、

フロア別にまとめられ、さらに
一昼夜ホテルに滞在(スティ)し
ています。

捨てたのか、忘れたのか、判断つけ
がたい残留物。こちらはゴミより長
く滞在いただくことになります。

パスポートをはじめとする明らか
な忘れ物は、もちろんお客さまに
ご連絡さしあげます。

いずれにしても一日分だけでも相
当な数。保管するスペースの確保
もたいへんです。

無駄といえば、無駄におわること
も少なくありません。

しかし、帝国ホテルやを選んでよ
かったと思ってくださるお客さま
がいらっしゃる限り、

彼らは無駄を大切にしたいと思って
います。

因みに、わたくしは商談でラウンジ
しか利用をしことがありません、
あしからず・・・・・。

前置きが長すぎました(苦笑
元落語家の戯言です。

生前、立川談志さんが桂文枝(三枝)
さんに生涯、三枝を使うようにと・・・、
六代 桂文枝の名を継ぐのは談志さんが
亡くなった後、

生涯二流を通すようにと、三流は間違っ
て一流になることがある。浮気が芸の
肥やしにならないのが二流です。

二流は、常にベストを尽くすことです。
高級ホテルや宿屋にはベストをつくす
結果、信頼がついてまいります。

いいようのない空気があります。
忘れたくないものです。

 


「上善如水じょうぜんみずのごとし

2021年01月16日 12時05分16秒 | owarai

老子に学ぶ「水」のリーダー訓
『老子』を研究してリーダー教育
に生かしているジョン・ハイダー
氏は語る。

「賢いリーダーは水に似ている。
水は分け隔ても判断もすること
なく、あらゆるものを浄化し、
活気を与える。

水は自由に、恐れることなく、
あらゆるものの表面から奥深
くにまで浸透していく。

水は流動し、敏感に反応する。
水は軽やかに法則に従う。

賢いリーダーは、いかなる場
においても不平を言わず、い
かなる人とも手を携え、いか
なる問題からも逃げない。

全員の利益のために行動し、
報酬の多寡を問わずによく奉
仕する。

簡潔かつ正直な言葉で語り、
光を注ぎ、調和を生み出すた
めに問題を介入する。

賢いリーダーは、水の動きを
見つめることによって、行動
においてはタイミングがすべ
てであることを学ぶ。

水のように圧力に対して柔軟
である」

「水のようであれ」と古くから
言われるが、その水が現在のよ
うに地球のように汚れたり、

淀んでしまっては、本来の水で
あり続けることはできません。
人の心も、また同じです。

“水はつかめません。水はすくう
ものです。

心もつかめません。
心は汲み取るものです“

 

 

YouTube

Ron Carter - The Shadow Of Your Smile

https://www.youtube.com/watch?v=U4n8fL5BYMo

 


「くすり」

2021年01月16日 11時22分17秒 | owarai

「この薬を飲んでください。
病気にはあまり効かないん
ですが、病院の経営には
とても効くんです。
・・・・冗談ですよ」
  ※
「薬はのみ忘れるようになれ
ば、もう治ったもおなじことです」
    ※
「病気に効く薬はあります。
身体に効く薬はありません」
    ※
「ハッキリいって、薬で身体に
いいものはありません。
痛み止めの薬はどくに毒です」
    ※
「西洋医学の薬で身体によい
ものは一つもありません。
副作用のない薬はないんですから」
    ※
「薬っていァ、なんといっても
毒掃丸(どくそうがん)です。
のんでごらんよ、クスリって
いう実感があるよ、
下痢しなきゃダメだけど」


「きらわれてしまった」

2021年01月16日 09時09分05秒 | owarai

もしも好きな人ができても
あんまり何にもあげないこと
にしよう

林檎がほしいと言ったら
へっ ととぼけた顔をして
ぼんやり見つめよう
そうするとその人はあきらめて
自分くふうするだろう

もしもその人が
空を見たいと言ったら
すみわたった青空を見たいと言ったら
えっ ととぼけた顔をしてその人を
じいっと見つめよう
そうするとその人は考えて
言ってもムダだと思うだろう

何もかもあげすぎたばかりに
きらわれてしまったことのある
私だったから

 

YouTube
The Tango - Scent of a Woman (4/8) Movie CLIP (1992) HD

https://www.youtube.com/watch?v=F2zTd_YwTvo


「死」

2021年01月16日 02時54分23秒 | owarai

「家で死にたいんじゃありません。
家で暮らし続けたいんです」
     ※
「ペットの最後は自宅で死なせる
べきです。
ペットでなくても、飼ってる人間
だって同じことだと思います」
     ※
「子供ってのは――
親が死ぬってことが予定にない
んですね。
だから親に死なれると、自分も
死ぬんだという実感がドーンと
きますね」
     ※
「死んだら他人の世話になるん
だから、生きている間に他人の
世話をしとかなきゃね」
     ※
「死ぬ前になりますと、人間は
炭酸ガスが増えるんです。
この炭酸ガスに麻酔性がありま
すから、最後はそれほど苦しまず
に終わるようにできているんです」
     ※
「死ぬということには
ベテランや名人はいません。
死にのはみんな初心者です」


YouTube
I LOVE YOU  尾崎豊 (女性が歌うI LOVE YOU)  COVER by Uru 

https://www.youtube.com/watch?v=hifsX5HRxtU

 


「ねえ、覚えてる?」

2021年01月16日 02時51分22秒 | owarai

わたしたち、あの時、なぜだか
ずーっと黙って、歩いたよね。
波の音、聞きながら。

すると、音のなく、ハイビスカ
スの花が、砂の上に落ちてくる
のです。
ぽとっ。ぽとっ。ぽっ。ぽっ。
って、

実際には音はしないんだけど、
そんな気配だけがして。スコ
ールのあとの夕暮れ時には、
特にたくさん落ちてたよね。

どの日も、どの場面も、素敵だっ
たけれど、黒砂のピーチと、そこ
に静かに落ちてきたお花のことは、
なぜだかほかの風景よりもくっき
りと、覚えているのです。

きっと、あれが、わたしにとって
の楽園の原点かもしれません。

楽園というのは素敵なところだけ
れど、人が楽園のまっただ中に
いる時、その素敵さには、あまり
気づいていないような気がします。

楽園の素晴らしさは、楽園を去った
時、あるいは失った時、初めて
気づくものものなのでしょうか。

つまり、楽園は記憶の中にだけ
存在する、と。今、バリ島を思い
出しながら、そんなことを考えて
います。

なんだかとりとめのないお手紙に
なってしましました。
あなたがこれを読んでいるのは、
大阪のホテルのお部屋だと思いま
す。

手紙を読んで、バリで過ごした
あの熱い日々のことを、思い出
してくれたら嬉しいです。

元気でね。お仕事、うまく行き
ますように。
はやくもどってきて。

        愛をこめて


YouTube
【megu-p】 誰より好きなのに~ 

https://www.youtube.com/watch?v=cbhGWzErGWE


―女の履歴書―

2021年01月16日 02時46分11秒 | owarai

家のなかで顔を合わせるたびに、
夫とわたしは諍(いさか)いを
繰り返していた。

夫は、わたしが仕事を続けたい
なら、借家を引き払って、母親の
家で同居して欲しいと、盛んに
言い立てた。義父は多額の財産を
残して、数年前に他界していた。

義母はわたしを嫌っていた、にも
かからわず、わたしたちと一緒に
暮らしたがっていた。いや、もっ
と正確に言えば、彼女は息子と
孫娘と一緒に、暮らしたがって
いた。

義母との同居はしない、近くに
住むだけ。それは結婚するとき、
夫と交わした約束事のひとつだ
った。
「せやけどそれは、あんたが家に
、という大前提のもとでの約束
やったはずや」

と、夫は言った。だから、どっち
かにしてくれ、と、夫は主張した。
わたしはどちらもいやだった。
仕事を辞めてずっと家にいる生活
も、仕事を続けながら義母と同居
する生活も。

そんなある日、娘が学校で描いた
「お母さんの絵」というのを持ち
帰ったことがあった。

そこにはわたしとは似ても似つ
かない、着物姿の女性が描かれ
ていた。
「琴子ちゃん、この人、ママに
全然似て似てへんねえ」
と、わたしが言うと、娘はランド
セルのなかから一枚の写真を取り
出して、わたしに見せた。

「おばあちゃんがね、この写真
見てかきなさと言わはったの。
琴子のママは世界中でこの人ひ
とりだけなのやと、言わはった
んよ」。

それはお宮参りの写真だった。
生まれたばかりの赤ん坊を抱いた、
若い母親の姿が写っていた。

このような出来事は日常茶飯事
だった。けれども夫には何も
話さなかった。わたしが話せば、
夫はおそらくこう言っただろう。

「それはあんたが、母親として
のつとめを怠ってるせいやろ」と。

家のなかは荒涼とした砂漠でも、
一歩家から出ればそこには、優
しい人とわたしの世界が広がって
いた。毎日、玄関から外に出て、

家を背にした瞬間、わたしの耳
には家が崩れ落ちてゆく音が聞
こえていた。同時にわたしの躰
のなかで、後妻であり継母(まま
はは)である女が死に、みずみず
しい別の女が目を覚ますのがわかった。

 

YouTube
大空と大地の中で / 松山千春 

https://www.youtube.com/watch?v=AUr2jjPn4CQ