ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

“煙”にいかに手を打つか

2021年01月21日 19時25分53秒 | owarai

「暖かさを好む者は、煙を我慢し
なければならない」というロシア
の諺があります。

昔は、暖をとるには薪を焚くのは
半ば必然的に煙にむせることでも
あった。

これは、プラスの側面も必ずマイ
ナスの側面を持っていることを
洞察した言葉です。

たとえば、冷夏だったら過ごし
やすい代わりに、米が不作にな
ったり、夏物が売れなくなる。

暖冬になれば、ゴルフはできる
がスキーや冬物は駄目になる。
その結果、不景気になる。

人間も同じで、しとやかな娘さん
は陰気で積極性がない、信念のあ
る人は変化に対応する能力に欠け
る、

頭の回転の速い人は深く考えない、
という側面を持っている。

円高や貿易摩擦の問題にしても、
環境問題にしても、経済成長の
反作用である。

英“EU離脱”キャメロン首相が
国民の末端の人たちの不満の気も
ちを汲み取れず、

移民と難民の違いを十分説明し
納得させることができなかった
悲劇で母国と思っていた人々の
心に深い傷をつけた。

すべてのものには、矛盾や反作
用があるのが普通だ。人知の進
展が、この“反作用”を目に見
え見えないものにしてしまい、

忘れさせてしまったため、現在
様々な問題が起きている。

物事は、長所と短所の両方を
よく見て考えないとひどい目に
遭うことになります。


恋の魔力が忍び込む

2021年01月21日 15時48分07秒 | owarai

人間関係、とりわけ『恋愛』に
人は思い悩むものである。

好きになった時、気持ちを相手
に伝える時、失恋した時、別れ
の時。そして想いが通じ合って
いる二人でも悩みはつきない。

「どうやって“好き”という
気持ちを伝えよう」
「ふられたらどうしよう」

「あの人には、別に想う人が
いるのではないか」

「ほかに想う人ができちゃっ
たけれども、どう別れを切り
出そうか」・・・

こと恋愛に限らずとも、ただ
でさえ人間同士のつきあいは
難しい。ましてや一対一の
恋愛関係においては、感情が
入り乱れるうえ、

性別の違いもあるし、相手に
よって状況が違ってくるのだ
から、普通の人間関係より悩
ましいのも当然といえるだろ
う。

シェイクスピアが「恋が平穏
無事に進んだためしはない」
と言うように、古今東西の
哲学者や作家、詩人など知性
ある人も、
その難しさや悩ましさでは
なぜ人は恋愛に生きるのか
―――。

多くの賢人や恋愛の達人が
言うように恋は人間の活力
であり、愛は人生の光なの
である。

ラブレターを書くには、
まず何を言おうとしている
のか考えずに書きはじめる
こと。
そして、何を書いたのかを
知ろうとせずに
書き終わらなければならない。
ジャン=ジャック・ルソー

フランス女性は
裏切られたらライバルを
殺す。
イタリア女性は、
だました男の方を殺す。
イギリス女性は
黙って関係を断つ。

だが、みんな別の男に
慰めを見いだす。
/シャルル・ボワイエ

美しい唇である為には、
美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、
他人の美点を探しなさい。
/オードリー・ヘップバーン

 


旅立つ

2021年01月21日 12時47分00秒 | owarai

お金や欲望は酒とよく似て 
いる。 

「うまく酒と付き合えば薬に 
なるが、酒に飲まれてアルコ 
ール依存症にでもなれば、こ 
れほどの毒はありません。 

金や欲望も成長へのバネとな 
っている間はいいが、 

金や欲望の亡者となって手段 
を選ばなくなり、金や欲望に 
振りまわされ出すとたいへん 
です。 

酒好きな私から言わせれば、 
どの段階で酒を切り上げる 
かはきわめて難しいことで 
す。 

ほろ酔いかげんのうちにや 
めればいいが、話が弾んで 
つい深酒をして後で後悔す 
ることが多いものです。 

お金や欲望との付き合い方 
も同じだと思います」 

若い間は適度な欲望を持つ 
ことが大切だが、年を取っ 
て執着しているのは見苦し 
いもの。 

天国には何も持っていけな 
いのだし、遺産がどうなる 
かと未練を残していくのも 
つまらない。 

結局最後はみんな捨てて、 
生まれたままの裸になって 
旅立つのが理想です。 

人を羨ましく思う気持ち、 
憎らしいという気持ち、羨 
ましいと思う気持ちの三つ 
は、若いうちは生きるための 
バネになるが、 

いざ人生を楽しもうと思うと 
邪魔になります。 

これをまず捨てると、気持ち 
はすーっと楽になりシンプル 
に生きられるはずです。 


「厄年に根拠はない?」

2021年01月21日 11時45分03秒 | owarai

厄年とは、古代中国から伝わる 
陰陽師に由来したもので、 

いろいろな災いが訪れるという 
特定の年齢を指します。 

平安時代にはすでに信じられて 
いて、「源氏物語」にも出てくる。 

当時の厄年は、13、25、37、 
61、85、99歳で、男女の違い 
はありませんでした。 

現在の厄除けは江戸時代に入って 
から生まれたもので、宗教的背景 
はあまりないと考えられています。 

女性33歳、男性42歳という大 
厄も、「さんざん(散々)」「しに 
(死に)」という言葉にひっかけた 
だけという説もあるほどです。 

とはいうものの、やはり厄年になれ 
ば気になるもの。そんなときは、 
厄除けに霊験あらたかとされる社寺 
に初詣でにいかれるといいでしょう。


無常

2021年01月21日 08時25分20秒 | owarai

私たちはつい、今のあるがまま 
のすべてが、ずっと未来まで続 
くような錯覚を持ってしまいま 
す。 

でも一寸先はわからないのです。 

二百年も眠りつづけていた島原 
の普賢岳が、ある日、突然火を 
噴くように、七十年も続いた 
ソビエトの共産主義が、突如と 
して崩壊したように、 

明日何が起こるかわからない 
のです。一寸先は闇です。 

常に、世の中のすべては移り 
変わっています。私たちが 
生まれた瞬間から、老いと 
死に向って毎日変わっていく 
ように。 

それを仏教では「無常」という 
言葉であらわしています。 

この世に起こるすべてのことは 
移り変わる、一時も同じ状態 
はないということです。 

心もまた無常です。 

人と人との関わり、交わり、愛 
もまた無常です。 


『宝にかわること』

2021年01月21日 06時07分06秒 | owarai

価値がないと 
思われるものでも、 
宝にかわることは 
数多く存在する。 

たとえば、雨が降れば傘の 
価値はあがり、晴れが続けば 
価値がさがるように、 

この現実世界では「価値」という 
ものは宿命的に相対的であること 
から免れない。 

人生における価値も同様だ。 
誰が定めたのかも明らかでない 
世間の価値基準に一喜一憂した 
ところで、あなたが得るものは 
少ない。 

むしろ、昨今では世間が低く 
なってしまった愚直さとか 
善意とかをあなた 
が大切に保存しているとすれば、 

やがて人類の宝として高い評価を 
得ることになるだろう。


「ふと 胸が熱くなる」

2021年01月21日 06時05分47秒 | owarai

二人が睦まじくいるためには 
愚かでいるほうがいい 

立派すぎないほうがいい 
立派すぎることは 
長持ちしないことだと気づいて 
いるほうがいい 

完璧をめざさないほうがいい 
完璧なんて不自然なことだと 
うそぶいているほうがいい 

正しいことを言うときは 
相手を傷つけやすいものだと 
気づいているほうがいい 

立派でありたいとか 
正しくありたいとかいう 
無理な緊張には 
色目を使わず 

ゆったり ゆたかに 
ひかりを浴びているほうがいい 

健康で 風に吹かれながら 
生きていることのなつかしさに 

ふと 胸が熱くなる 
そんな日があってもいい 
そして 
なぜ胸が熱くなるのか 

黙っていても 
二人にはわかるのであってほしい


愛よりも優しく

2021年01月21日 06時02分36秒 | owarai

あれから、十二年という歳月が 
流れた。 

あの日、あの夜、闇の底を生き 
物のように流れる河のほかには 
何もない、 

閉散とした駅のプラットホーム 
に、おそらく永遠に取り戻すこ 
とのできない何かを置き忘れた 
まま、わたしはもうすぐ、三十 
五歳になろうとしている。 

こうして、スピードを上げながら 
西へ西へ向かう新幹線の中でひと 
り、遠ざかってゆく景色を眺めて 
ると、記憶の虚空(こくう)から、 

はらはらとこぼれ落ちてくるのは 
あの年の記憶だけだ。あの年その 
ものが、わたしにとって八番目の 
曜日であり、十三番目の月だった 
のかもしれない。 

今はもう、痛みは感じない。そこ 
にはひと粒の涙も、ひとかけらの 
悲しみ宿っていない。あのひとの 
記憶は愛よりも優しく、水よりも 
透明な結晶となって、わたしの心 
の海に沈んでいる。 

この十二年のあいだに、わたしは 
いくつかの恋をした。 

出会いがあって、相手を求め、求 
められ、愛しいと感じ、結ばれた。 
二十七の時には、結婚もした。 
不幸にも、夫に好きな人ができ 
てしまったため、その結婚はた 
った二年で壊れてしまったけれ 
ど、それでも二年間、わたしは 
とても幸せだった。 

ただ、どんなに深い幸せを感じ、 
それに酔い痴れている時でも、 
わたしの躰の中に一ヶ所だけ、 
ぴたりと扉の閉じられた、小 
部屋のような領域があった。 

扉を無理矢理こじあけると、 
そこには光も酸素もなく、 
植物も動物も死に絶えた、 
凍てついた土地がだけが 
広がっている。 

だからうっかりドアをあけた 
人たちは、酸素と息苦しさに 
身を縮め、わたしから去って 
いく。離婚の本当の原因は、 
もしかしたらわたしの方に 
あったのかもしれない。 

こんな言い方が許されるな 
らば、わたしは誰かに躰を 
赦(ゆる)しても、心を救 
したことはなかった。 

YouTube 
alan / BALLAD ~名もなき恋のうた~ 

https://www.youtube.com/watch?v=YTuiEbkXJS0