草わかば色鉛筆の赤き
粉のちがいがいとしく
寝て削るなり
矢のようにすぎていく
油断するとあっという間
こんなに大切なことが
知らないうちにどんどん
流されていくとは知らなかった
気をひきしめなくては
油断したまま終わりがきそう
誰かを思い
せつなくなる時
その気持ちを大事にしよう
草わかば色鉛筆の赤き
粉のちがいがいとしく
寝て削るなり
矢のようにすぎていく
油断するとあっという間
こんなに大切なことが
知らないうちにどんどん
流されていくとは知らなかった
気をひきしめなくては
油断したまま終わりがきそう
誰かを思い
せつなくなる時
その気持ちを大事にしよう
砕け散ったガラスは、もう
役に立つ「器」ではない。
しかしその破片の、キラ
キラと、なんと美しいこ
とか。
器であった時には見えな
かった輝き、それは、内側
に秘められていた輝きな
のか、あるいは、壊れた
からこそ感じられる輝き
なのか。
人間は、生きていく途中で、
何度も何度も大切な器を
落して、割ってしまう。
友情の器、恋愛の器、
信頼の器・・・・・。
失ってしまってから気づ
いても、もうとり返しのつ
かない輝きは、私たちの
胸をせつなく痛ませる。
まるでガラスの破片が、
突き刺さるように。
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Autumn Leaves
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男の子のズボンのポケット
には、何か素敵なものが
詰まっていそうな気がす
る。女の子のスカートに
も、たまにポケットはつ
いているけれど、何か違
う。
そこには、ただきちんと
折りたたまれたハンカチ
ぐらいしか、入っていそ
うににない。男の子のポ
ケットには、もっといろ
んな何か、不思議な何か、
入っていそうなイメージ
がある。
夢色のポケットーーー
そんなあこがれを、私は
ずっと抱いていた。
男の子のポケットの中の
「青空」は少年時代の心の
比喩だ。純粋で、こわい
もの知らずで、好奇心と
夢がいっぱいの少年の心。
いつまでも少年の心を持ち
続けていたい。その気持ち
が、ポケットの中の青空
を確かめさせるのだ。
今まで自分が、ああ夕映え
だと思い、ごくごくあたり
まえに眺めていた風景。
それは実は、窓ガラスあ
ってこその美しさだった。
さっき届いた白い封筒には
きのうのあなたの
心が入っていました。
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千と千尋の神隠し JAZZ
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