ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

乾いた砂に、染み込んでゆくような、熱を籠めて。

2021年09月11日 09時26分02秒 | owarai

夏の名残りがまだどこかに
漂っている 秋の初めの
日曜日の午後 海を見にゆく

古本屋のかえりも
海を見にゆく
あなたが病気なら
海を見にゆく

こころ貧しい朝も
海を見にゆく
ああ 海よ
大きな肩とひろい胸よ

どんなつらい朝も
どんなむごい夜も
いつかは終わる

人生はいつか終わるが
海だけは終わらないのだ

かなしくなったときは
海を見にゆく
一人ぼっちの夜も
海を見にゆく

YouTube
Ramsey Lewis - Portuguese Love

https://www.youtube.com/watch?v=NOS4VSXTkto

 


こころの財産

2021年09月11日 09時20分10秒 | owarai

芹沢光治朗の自伝的大作『人間の運命』 
の中で、主人公の次郎はこう語っている。 「子ども心に、財産とは何であろうか、 
その財産を神に捧げたいということは 
どういうことか、貧乏になって不幸だ 
と大人の言うのはどういう意味か、 

必死に考えた。自分は貧乏であると 
知っているが、そのために裸足で 
学校に行き、一片のさつまいもを 
弁当にしても、教室で学んだり、 

運動場で騒いだり、下校の途上喧嘩 
をしたりして、幸せである。 

貧乏のために、学校から帰っても、 
海辺へ打ち上げられる木片を拾いに 
行き、林や山へ落ち葉をかきに行か 
なければならないが、 

未開人のように自然の中に、自由に 
生きていて、幸せである。 

それなのに、大人はなぜ不幸であろう 
かと、真剣に考えた・・・・」 

今私たちは、確かに物質的には豊に 
なりました。食べ物は、世界中のもの 
が季節に関係なく食べられます。 

寒さ暑さも、エアコンのお蔭で快適 
にしのげるようになりました。 
移動も、車や電車、飛行機で世界中 
を簡単にできます。 

でも、豊かな自然は消え、人間関係は 
ギスギスしています。それが本当の 
幸せなのでしょうか?  


しろじろとペンキ塗られし朝をゆきこの清潔さ不安なばかり

2021年09月11日 09時15分29秒 | owarai

月光とは違って、ペンキは
不透明な白である。表面だけ
をまっ白にして、もろもろ
の汚れや黒ずみを塗り込めて
しまうことへの不安。
とりつくろって安心してい
るほうが楽なのにそれがで
きない。

そのまつ毛の下の、一見
優しそうに見える瞳が発
する、一見意地悪そうな
視線が、好きだった。

愛してると
言ってほしいなら
いうでも言う
誰の前でも
誰の後でも
私は私

あなたと私でなれるものすべて
他のだれにも似ていない
かけがえのない
私たちそのもの

 

YouTubre
Stacey Kent - To Say Goodbye (Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=SaFquyw2I7U