ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

“知恵の時代”の有効資本

2021年09月20日 18時33分28秒 | owarai

「人を使うに、我が心の如く 
せんと思わねば廻らないもの 
なり。 

叱れば道理と思いながらも 
恨み僻み、厳しく使えば目 
を盗み、 

緩過ぎれば怠け、あまき 
言葉に乗る。 

仕末に困るもの故に、人を 
使うは身を使うなりという 
述懐も起るなり」 

「それ人を使うには、我が身 
を顧るを要す。慈悲を本とし、 
少しの過ちは見すごし、 

大切なることは少しも赦さず、 
言葉を慎み、行正しく、法に 
過ぎて使わず、使うべきには 
必ず使う。 

かくして依怙なければ、情に 
感じて心服するものなり」 
(常盤貞尚『民家分量記』 

人間の弱さ、ずるさを十分に 
理解した上で、人を使うには、 
まず我が身を正すことだと 
力説している。 

リストラという名のもとに 
様々な中高年齢者いびりが 
見うけられるが、そうした 

経営者を見る社員や社会の 
目は厳しく、その裏で本当に 
大切なものを見失っている 
ことに気がついていない。 

これからの知恵の時代を勝ち 
残っていくには、人材こそが 
勝負である。 

そんな企業に、優秀な人材が 
集まるとは考えられない。 

 


“慢性的「不幸」にいちばんのクスリ”

2021年09月20日 18時32分03秒 | owarai

劣等感の研究で有名な精神分 
析医、アルフレッド・アード 
ラー博士は、憂鬱性の患者に 
いつもこう言ったそうです。 

「この処方通りにしたら、き 
っと二週間で全快しますよ。 
いいですか、どうしたら他人 
を喜ばすことができるかと 

いうことを、毎日考えてみる 
ことです。不幸に陥る人は、 
自分のことだけを考えている 
人です」 

人間の常として、嫌なことや 
つらいことを嫌います。 

避けようとすればするほど、 
地獄の責め苦は二倍にも三 
倍にもなってはね返ってきて、 
ますます苦しいものになる。 

白隠(はくいん)禅師は 
「南無地獄大菩薩」と言い 
ました。地獄から逃げずに 
一身を任せれば、おのずと 
道は開けてくるという意味 
です。 

最澄は「忘己利他(もうこ 
りた)」を説きました。 
人を愛し、思いやり、笑顔を 
向け、労りの言葉をかけるこ 
とによって、 

相手を幸せにするだけでな 
く自分もまた幸せになること 
ができるのです。 

今の世の中、自分のことだけ 
しか考えない人が多くなって 
きましたが、それだけ自分自 
身を不幸な気持ちにしている 
のです。

 


『降っても晴れても「うれしい人」で』

2021年09月20日 09時45分09秒 | owarai

清水寺の大西良慶和上は、 
よくこんな話をされたそ 
うです。 

草履屋さんと笠屋さんに 
嫁いだ娘を二人持つ母親 
がいた。 

この母親は、雨が降ると 
いつも草履屋さんに嫁い 
だ娘のことを思って、 

「雨で草履屋の商売はあ 
がったりやなぁ」と嘆き、 

天気になったらなったで 
傘屋さんに嫁がせた娘の 
ことを思って、 

「こんなに天気が続いて 
は傘屋の商売はあかんな 
あ」と悲しんだそうです。 

これを聞いた人が 
「お母さん、それはあんた 
の心の置き違えどっせ。 

晴れたら、草履屋さんのお 
商売を喜んであげたらよろ 
し、雨になったら、傘屋さ 
んのお商売を喜ばはったら 
ええのと違いますか」と 
言ったと。 

同じことでも、ちょっとし 
た心の置きどころによって、 
気持ちが180度違ってき 
ます。 

何ごとも悪く考えたり、悪い 
面ばかり見るのではなく、 
良く考えたり、良い面を見る 
ようにすることによって、 

毎日の生活が楽しく積極的に 
なってきます。子どもや部下 
などに対するときも同じで、 
良い面だけを見たいものです。

 


『手紙』

2021年09月20日 09時35分19秒 | owarai

いっしょに、夜の新宿の街を 
散歩した時、山崎さんは「心 
にも、心臓みたいに、いくつ 
かの部屋があったらいいね」 
と言いましたね。 

私もあの時、同じようなこと 
を思っていました。ここは 
マコトの部屋。 

ここは山崎さんの部屋。心を 
そういう風に 
二つに分けることができた 
なら、 

私はふたりを均等に、同じ重さ 
で、同じ深さで、愛することが 
できるのかもしれません。 

でも、それは不可能です。 
心も躰も人生も魂も、人にはひと 
つきりしか、与えられていない 
ですものね。 

本来ひとつであるべきものが、 
分裂したところから、悩みや 
葛藤が生まれます。マコトが 
私に注いでくれるような 

「ひとつきりの丸ごとの愛」を、 
私も抱きたいと願っています。 
それができるかどうか、わか 
りません。 

でも私はいつか、清らかで、純粋 
で、透明で美しい心を持った 
人間になれることを夢見て、 
あるいはそういう世界を目指し 
て進んでいきたいのです。 

たとえ今は醜く、汚れた魂を 
抱えていても。 

一生を通して、たったひとりで 
いい、その人のことを全面的に 
受け入れ、死ぬまで無条件で 
愛することができたなら、 

それはなんて素晴らしいことだ 
ろうと、私は思うのです。

 


その日その風の中にて『ぼくと一緒に歳をとる服』

2021年09月20日 09時30分17秒 | owarai

例えば、自分の顔のことを想像 
してみようか。 

若いうちは、しわもない。生命力 
が無邪気に輝いている。 

これが時の流れにあわせて、ちょ 
っとずつ亀の歩みではあるけれど、 
変化している。 

陰影が出てきて、生き方を正直に 
映し出すようになってくる。 

「男は自分の顔に責任を持て」な 
どと言われたりするのも、この 
ためだ。 

顔を捨てたり取り替えたりすること 
はできない。 

一緒に年齢を重ねていって、その時期 
なりのいい表情をしているようにと心 
がけるしかない。 

服だって、おなじではないだろうか。 

手に入れてから年月が経ったから、 
流行に遅れているから、といって別れ 
なければないない服でなく、 

一緒に歳をとってくれる服を選びたい。

 


「死んで棺桶に入ったつもり」になると正解が出る」

2021年09月20日 09時25分31秒 | owarai

「死んでから、人生を考えて 
みれば、どうでもよかったの 
である」 

上司や部下との対立、夫婦の 
いさかい、親の介護、子供 
の進学・・・ 
誰もが日々悩み多き生活を 
送っています。 

ときには、「もう、どうでも 
いいや」と投げ出したくも 
なるでしょう。 

しかし、たった一度でも 
投げ出してしまえば、これま 
で築いてきたものが一瞬にし 
て瓦解してしまうので、 

皆ガマンガマンで暮らして 
います。それが冒頭の言葉 
なのです。 

たとえどんな悩みであって 
も、死んで棺桶に入ったつ 
もりになって自分を見つめ 
てみれば、 

自分は傍観者であるという 
ゆとりが生まれ、冷静な目 
で大切なことがハッキリと 
見えてくると言っているの 
です。 

障害者で詩集も出している 
小曽根俊子さんが詩の中に 
お母さんのことを書いてい 
ます。 

お母さんは「なぜ、うちの 
子だけが」と毎日泣き暮れ 
ていたそうです。ところが、 

妹が生まれてからはお母さ 
んは泣かなくなった、と彼 
女は言っています。 

幼い妹が障害のあるお姉 
ちゃんを無条件で受け入れ 
ているのを見て、 

お母さんは、人と比べること 
の愚かさに気づいたのです。 

人生においてどうでもいい 
ものと、そうでないものが 
ハッキリ見えたのですね。

 

 


あおむけに髪洗われて泡のなか私の頭蓋の形を思う  <メランコリー

2021年09月20日 09時22分20秒 | owarai

かけひきなど意識せず 

自然体で恋はしたい 


と思うものの 素のままで 

心をぶつけ合うと 

よじれた部分も 生まれてくる 

時には 化粧も必要だろうか 

     

素のままで、  

疲れない恋になるには 

ある熟練と よじれる心を 積み重ね 

解き放つまでの  長い  長い 

時間を経ていくのだろう 
    

小休止といっても 

余裕のある心でなければ 

迷うだけの  うつろな時間に 

なってしまう 


それでも 積み重ねたら、 

いつか 実になる日が 

来るのだろうと・・・・・ 

そう思って 


ひとりの夜を 

いやおうなく過ごすのもいい 

 

 


心散るならば満開の木の下でそっと言われたかったさよなら 

2021年09月20日 09時19分27秒 | owarai

私はリュックから手紙を 
取りだし、もう一度読み 
始める。 

 電車が揺れてガクンと 
停まった。斜めになりなが 
ら片手で吊革につかまり 
窓の外を見る。 
線路脇に数本のヒマワリ 
が咲いている。 

体を起し、手紙の最後の 
行に目を落とす。 
[今、素晴らしい恋をして 
ますか?] 

 小生意気な昔の私から、 
今の私へ厄介な宿題を 
出されてしまったカンジ 
だ。 

 まだ、宿題をやっていない 
今日なのだが・・・・・。 

 昔の私にひとつだけ 
教えてほしいことがある。 

「ねぇ、一体どういう恋が 
素晴らしいの?」