“水澄む川の岩間を行き交う
魚たちがきらめく真昼
はるか宇宙(そら)から眺め
たときの
瑠璃の光を鱗に宿して“
―空も水も澄み切って
冷たくなる季節―
朝、手や顔を洗おうとして、
水道の蛇口から出る水の温
度に季節を感じることが多
いく、
特に秋から冬にかけて一日
一日と水が冷たくなってい
くのは、しみじみと
季節の移ろいを感じます。
秋は、湖や川など水底が透
けて見えるほど澄み切って、
冷ややかに美しく感じます。
それを「水澄む」と表現。
秋の澄んだ美しさを表現する
言葉として、「天高し」も
よく使われます。
遠くの山までがくっきりと
見えるような、青く澄んだ
空が思い浮かびます。