素敵になるには、ステキな
相手から吸収するか、
自分磨きをするかの2通り、
ワンランク上の恋をしたいと
思ったら、今のランクのつき
あいを断ち切って独りになっ
て、自分を磨く勇気もいる。
教養を磨くのもいいしスポー
ツでも資格でもいいでしょう。
独り旅もいい。
大切なのは、自分を磨くため
には、独りにならなければ
いけないということです。
「根拠のない自信」は、実績を
上回る。
自信を持っている人には、エネ
ルギーを感じます。新人のうち
は根拠のない自信を持つことが
大切。
根拠のない自信は崩れません。
根拠のある自信はもろいです。
根拠のない自信は本人の勝手な
思い込みだから、これほど強い
ものはありません。
根拠のある自信と、根拠のない
自信の差は、わずかです。
崩れないという意味においては、
根拠のない自信のほうが強いの
です。
実績で手に入れた根拠のある
自信は、実は、いらないのです。
愛するということは
愛するということ
とてもシンプルなこと
私がただあなたを愛する
ということ
今ここに振り返るなら
我が恋は
闇を恐れぬ盲目の人
YouTub
秦 基博/朝が来る前に-Avant l’aube- (Réparer les vivants Ver.) 映画『あさがくるまえに』オフィシャルイメージソング
https://www.youtube.com/watch?v=TX_RiI-SXAg
「幸せになんか、ならな
くていい」と、
君が幸せを否定したら、
キミの幸せを願う人は
どうなるんだろう。
君の幸せを願う人はどう
なるんだろう。
君の幸せを願って、
赤ちゃんだったころのキミ
のオムツを替えてくれた人は、
悲しむだろう。
キミの幸せを、神さまにお祈り
してくれる人は、悲しむだろう。
成功しなくてもいい。
成功は、幸せいになる手段だ。
君の幸せを願う人を
幸せにすることなのだから。
もらおうとし、
存在感のある人は、
相手のことを知ろうとする』。
存在感は、その人の好奇心
の大きさに比例します。
好奇心とは、まわりのものに
対する関心で聞き上手です。
白妙のシルクのワンピースの胸に、
かずみ草のコザージュを飾った
佳代子は、心なしかふっくらと
した頬を桜色に染めて、ふわふわ
と幸せそうに見えた。
桜の季節に、悲しい目的で、わたし
の部屋に泊まりにきた佳代子。あの
夜、ふたりとも寝たふりをしていた
けれど、わたしには、わかっていた。
明け方近くまで、彼女が肩を震わせ
て、泣いていたこと。
あの夜から三ヶ月が過ぎて、
「燃えるような恋じゃないんだけど、
静かに受け入れて、育てていく恋も
あるのね。彼は追い求めなくても、
いつもそばにいてくれる人、
恋焦がれなくても、そばにいてと
願わなくても、手を伸ばせばすぐ
届くところに、いつもいてくれる
人なの。詩音ちゃんならきっと、
こんな気持ち、誰よりもよくわか
ってくれるでしょ」
「うん、わかる。佳代ちゃん、よ
かったね。ほんとにほんとによか
ったね」
新しい恋に巡り会ったことを、佳
代子は電話で伝えてきた。
その電話からほどなく、佳代子は
ホテルの仕事を辞め、九月の初め
に挙式と入籍を済ませ、すでに京
都府下の山村――――名前を美山
町といった――――の住人となって
いた。
東京近郊で暮らしている、新郎
新婦の親しい友人だけを招いた
パーティー。高校時代の友だち
が囲んだてテーブルには、千夏
の写真を飾った。
窓の外では街路樹の木の葉が思
い思いに色づき、秋風に誘われ
て、はらはらと地上に舞い降り
ていた。
「ねえ、詩音ちゃん。もしかし
たら愛は、ちょっと狂おしくな
んか、ないかもしれないよ。せ
つない想い、張り裂けそうな胸、
そういうのは愛とは、呼べない
のかもしれない。
愛はもっと穏やかで、身近にあ
って、日常的なもの。
それでいて。超然としてて、途
方もなく強いものなのよ」
目の前のシャンパングラスを手
に取り、わたしは一気に飲み干
した。
わたしの愛は――――
愛は、どこにあるのだろうと
思った。
笑顔と祝杯と拍手と花束と、
「おめでとう」「お幸せに」
「よかったね」の渦巻きの中で、
わたしはひとり、さがし求めて
いた。
答えの見つからない、問いの答え。
せつない想い。張り裂けそうな胸。
手を伸ばしても、いつも届かない
よころにいる、あのひと。
悲しいことがあった日も、嬉しい
ことがあった日も、わたしは淋し
くて、たまらなくなる。追い求め。
会いたいと焦がれ、そばにいて欲
しいと願っている、
こんなわたしの愛は――――。
愛とは呼べない?
「アイシテイル」とつぶやくた
びに、心がわっと泣きだしてしま
いそうになる。
こんな愛は・・・・・。