『私、彼がいるのよ』
当たり前だ。
彼がいると言われたく
らいで、ひるんでいては、
彼がいる女がかわいそうだ。
幸せになりたい
と思ったときから
しあわせは始まっている
「何人いる?」
いい女なら彼が複数いても、
罪じゃない。
一人くらい、
増えたって、
かまわないよね。
『私、彼がいるのよ』
当たり前だ。
彼がいると言われたく
らいで、ひるんでいては、
彼がいる女がかわいそうだ。
幸せになりたい
と思ったときから
しあわせは始まっている
「何人いる?」
いい女なら彼が複数いても、
罪じゃない。
一人くらい、
増えたって、
かまわないよね。
茜色の朝焼け雲 ひとつ千切
れて
ほころんだ空に夢が紡がれる
愛や恋心は、人類不変、
永遠のテーマに違いない。
みんな惑い、迷っているから
こそ、語られていくものだと
思う。
ふと思いついた感じの
シャンパンの
気泡のような口づけが
好き
あなたの笑顔の一瞬や
あなたの憂いの一瞬と
出会えた時
写真のようにこの感じを
忘れないように胸に刻む
思い出すために すこしでも強く
思い出すために すこしでも長く
悲しくてもこの恋が純粋である
ように
心をこめて
またあなたを思い出すために
張り裂けた胸の中から、
わたしは言葉を取り出して、
ひとつずつ並べた。
想い出は淋しさの別の名前。
淋しさと呼ぶには淋しすぎる
から、
人はそれを想い出と呼ぶのだろう。
――――また、会えたね。
あのひとのうしろに隠れる
ようにして、俯(うつむ)き
加減の少年が立っている。
―――驚いた!こんなことって、
あるのね?
―――僕は驚かなかった。全然。
と,あのひとは言う。その時、書棚の
陰から、ひとりの少女が小鹿のよう
に飛び出してきて、わたしの姿に気
づき、はっと姿勢を正す。あのひと
笑顔を向けながら、話しかける。
―――ほら、章子ちゃん。ご挨拶して。
この人が『はるになったら』のお姉さん
だよ。
―――こんにちは、高田章子です。この
子は、弟の登です。
―――ああ、ほんとに、驚いちゃった。
こんなことって、あるのね
―――さっきから、驚いてばかりいる。
そう言って、あのひとは笑う。
―――あなたはどうして、驚かないの?
―――驚かないよ。だって、絶対
会えるってわかってたから。
―――どうして、わかるの、そんなこ
とが、
―――理由なんて、ないよ。ただ、わかっ
ただけ。決まってたんだよ。ここで、
こうしてまた会えるって、最初から
決まってた。
それからあのひとは、わたしの胸
もとに、まっすぐ右手を差し出す。
大きな手のひらだ。わたしは知って
いる。
大きくて、ごつごつしていて、温
かい。
わたしに手紙を書いてくれた手。
電話をかけてくれた手。あの日、
成田で、わたしを抱きしめてくれた
手だ。
そう、これがあのひとの「忘れ物」
だった。
わたしは繰り返す。
強く、強く、もう絶対に離さないと、
自分に言い聞かせながら。
天気予報は信じるのに、どうして
自分の未来を信じないだろう。
未来は、
「曇りのち、晴れ」。
どうして、明るい明日を
信じることができないの
でしょう。
どうして、自分の可能性を
信じることができないの
でしょう。
「さっき天気予報で言って
いました」
不思議なことに、
明るい明日や自分の才能を
信じることができない人でも、
天気予報は、
ちゃんと信じているのです。
天気予報と同じくらい、
あなたの明るい未来やあなた
の可能性を信じましょう。
明日は「曇りのち、快晴です」。
『天気予報と同じくらい
自分の未来を信じよう』
『最近 誰にも愛している
といっていない・・』
愛を告白することは
勇気がいること、
エネルギーもいります。
愛を告白することは、
友だちをなくす覚悟が
いります。
断られて、傷つくかもしれま
せん。
(何度経験したことか、トホホ)
でも、愛していることをいわな
ければ、歴史は進まないのです。
ラブストーリーの
主人公になれません。
いつか誰かに愛されたいから、
いつも誰かを愛していたい
んです。