ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

『相手に合わせる力を「愛」と 言います』

2022年06月18日 11時55分32秒 | owarai

 

 

“愛は事(じ)なり」といえり” 
「愛とは、相手に合わせる心で 
ある」 

恋愛中は、彼女(彼氏)の 
趣味や行動に自分を合わせる 
ことがまったく苦ではありま 
せん。 

たいくつな恋愛映画を観に 
行って二人で感動したり 
します。 

ところが、結婚して10年も 
経つと、結婚当時の熱い思い 
もさめてきて、お互いに相手 
に合わせることができなく 
なります。 

「愛」とは、恋愛や夫婦愛ば 
かりでなく、親子愛、師弟愛、 
友愛など、さまざまであるこ 
とは言うまでもありません。 

また、「事」とは、同事の心です。 
同時の心とは、自分の立場を 
捨てて、相手と同じ境遇に 
なって協調できる心のこと 
です。 

社会生活で言えば、立場が上 
の者や弱者を守ることです。 

たとえば、医者で言えば、患者 
に対して専門家の義務を 
果たしながら、患者の目線 
になり治療をすることです。 

これは、親が子に対して、 
教師が生徒に対して、上司 
が部下に対して、役人が 
市民に対して、 

あらゆる人間関係において 
必要なことです。 

もしも今、夫婦関係が停滞 
気味でしっくりいかなくて 
も、セックスレスでも 

お互いに同時の心を実践す 
るだけでもそれは改善でき 
る。 
「愛は事なり」といえり。 


心には責任なんてとれぬゆえ愛せ とり返しのつかぬほど

2022年06月18日 10時57分38秒 | owarai

 

 

70億人が暮らすこの星で、
結ばれる。
珍しいことではなくとも、
奇跡だと、思った。
結婚しなくても幸せに
なれるこの時代に、
私は、あなたと結婚したい
のです。

―――

あなたとの未来が私の
一番かなんて知らない
けれど、
どんな未来もあなたと
生きたい。
結婚するとか、しないとか、
それよりもただ、愛している。


YouTube
新海誠《言葉之庭》主題曲AMV - Rain (中日歌詞)(Cover)
https://www.youtube.com/watch?v=dp8wX_OpvkI

 

「夏の花」

2022年06月18日 08時44分42秒 | owarai

 

 

向日葵(ひまわり)・鳳仙花(ほう 
せんか)・朝顔・夕顔・ 
カンナ・グラジオラス。 

不思議なことにこれらの花は、 
暑い盛りにはさして目にも止 
まらないのに、 
入道雲の形が崩れかける頃に 
なると、急に気になりだす。 
どんなに力強く咲いていて 
も、 

夏の花には何処となくはかな 
げな印象があるのは、あまり 
に短い季節のせいに違いない。 

私は小学校の低学年。その時 
時ふいに、あー、どうしよう、 
夏休みが終わっちゃう、と焦 
りを覚えた。 

そして、やり残している宿題 
を思い出し、楽しい日々がい 
つまでも続かないことを悲し 
んだ。 
透き通った風の中で、グラジ 
オラスの蛍光色めいた赤が揺 
れていた。 

秋がそこまで来ていることを 
感じた日、それは私が夏休み 
の終わりだけではなく、時間 
は過ぎ去っていくもの。 

人生も通り過ぎるものだと 
知った、初めての日かもし 
れない。 

夏の花は美しければ美しい 
だけ、華やかならばなおの 
こと、秋や冬の花より一層、 
私の目にははかなげに映る。 

だから、精一杯、短い季節 
を生き抜こうと咲き誇って 
いる花を見ると、ちょっぴ 
り優しい気持ちになり、 
頑張ってね、励ましたく 
なる。 


「朝焼けに揺れて」

2022年06月18日 08時43分20秒 | owarai

 

水平線のあたりに薄紫色の靄が 
掛かっている。 
海は夜明け前の光を孕(はら)み、 
波頭を白く際立たせている。 

窓の外は紫色の光が、ゆっくりと 
茜色に変わってゆく。 
カーテンを引くと、部屋は再び 
深海に戻った。 

本物の夢と眠りが訪れる。 
眠りが落ちる前の気怠さと 
闘いながら彼女は呟く。

そっと降る雨のように 
あなたは やさしい


「いつだったか・・・」優しいひとに

2022年06月18日 08時39分45秒 | owarai

 

いつだったか、優しい人に 
語って聞かせたことがあった。 
十年以上も前の、男らしい人と 
の恋愛の思い出。 

「失恋物語」は 
すでに、水彩絵の具で描かれた 
淡い風景画のようになって、そ 
の絵にぴたりと合った額縁が 
はまっていた。 

過去にわたしが抱いた激情は、 
優しい人に話すたびに角が取れ、 
いつのまにか、手のひらに乗る 
ほどの丸い化石になっていた。 

わたしはときどきその石を膝の 
上に置き、両方の手のひらで包 
んで、温めながら、独りぼっち 
の肌寒い夜をやり過ごしていた 
のだった。 

「そこまで思い詰めて、死のう 
とするなんて、僕にはできない 
だろうな。 

でもそこまで誰かを思えるとい 
うことが、僕には羨ましような、 
でも怖いような気がする」 
そう言ったあとで、優しい人は 
わたしの顔を見て、微笑んだ。 

哀しそうな笑顔だった。 
「僕のためには、死んだりでき 
ないでしょう?」 
「わたしは柔らかな笑顔を作っ 
て、言った。 
「うん、できない」 
だって、わたしはすでに、あなた 
に殺され続けているのだもの。 

死にたくても、死にようがない 
じゃないの。底抜けに明るく、 
そう言い放ってみたかった。 

けれど、わたしは言えなかった。 
どんなに面白おかしく、冗談に 
言ってみても、その瞬間に、 
悲しい現実がわたしに、突き 
刺さってくるだけだとわかって 
いたから・・・・・。