ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

東に向かって開いた小窓から、射し込んでくる朝の太陽

2023年02月03日 12時18分06秒 | owarai
凛としたため息がすいこまれて
いく
つかのままの涙も 逃げていった
空の果て
二月
思い出が咲く

心の水面に
たわむれの恋が行き場を失う

時間をください
力をください
気持ちをください

終わりのない歌をください

私を包んで
抱きしめてくれる人をください

何にもまどわされないように
強く思いつめたまま生きて
いけるように

「ひとつきりの丸ごとの愛」を、 私も抱きたいと願っています。

2023年02月03日 12時10分36秒 | owarai
私はいつか、清らかで、純粋
で、透明で美しい心を持った
人間になれることを夢見て、
あるいはそういう世界を目指し
て進んでいきたいのです。

たとえ今は醜く、汚れた魂を
抱えていても。

一生を通して、たったひとりで
いい、その人のことを全面的に
受け入れ、死ぬまで無条件で
愛することができたなら、

それはなんて素晴らしいことだ
ろうと、私は思うのです。

ギュっと引き戻される気持ち。

2023年02月03日 12時09分32秒 | owarai
どうしてなんだろう、と
わたしは帰りの電車の中で、
考え続けていた。

どうして、彼と一緒にいると、
わたしは悲しい気持ちになる
だろう。

なのになぜ、この人ともっと
一緒にいたいと思ってしまう
のか。

答えは考えずとも、わかって
いた。けれどもわたしはその
答えを、認めたくないのだった。

真夜中の留守番電話が悲しくて 「おかえりなさい」の声を吹きこむ

2023年02月03日 12時03分57秒 | owarai
小さな嘘をひとつ、つく。
嘘が乾かないうちに、もう一度、
湿った唇を押し当てる。

失いたくない、大切な人を
守るために、必要な嘘というもの
があるのだ。

だから、嘘をついた自分を、責め
たりしない。

わたしは、昔みたいにまっすぐ
じゃない。枝をたまわせておけば、
折れないでいられることを学んだ。


君の眼に見られいるとき私(わたくし)はこまかき氷の粒子に還る

2023年02月03日 12時00分43秒 | owarai
好きな人から見つめられる
ときの、何かに包まれるよ
うなやすらぎと、女性として
の緊張と、くすぐったいような
恥ずかしさと、そして限りない
嬉しさと・・・。さまざまな
感覚がからだを駆け抜け、
彼女は感じた。今、自分は水
の粒子に還っていくようだと。

水の粒子、とは、透明、無垢、
純粋の三語を思い浮かべた。

恋は、人の心をそのように美し
くしてくれるもの(時にそうで
ないこともあるけれど)。

還の字は、もとへもどるという
こと。

人間のからだは六〇パーセント
水からできているというが、
そういう物理的なことではなく、
もっと感覚的に、遥かなる時間
を遡って、自分が自分の形をと
る以前の何かに分解して
ゆくような感じを、この文字は
示している。それは、地球に
生命をもたらした、一番初めの
水素と酸素の結びつき、かも
しれない。