ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

苦悩と情熱

2023年05月02日 13時12分40秒 | owarai
過去と未来がつながっている
ように、閉められるドアと
開けられるドアが、同じドア
であるように、
それらは、つながっているのだ。

空と大地が地平線で結ばれる
ように、私の心とあなたの躰
が夜の岸辺で、ひとつになれる
ように。

人生が、ラヴストーリーでありますように。

2023年05月02日 13時06分41秒 | owarai
私は、「その人」との約束を破った。

生まれて初めて愛した異性。

生まれて初めてバレンタイ

ンデーに、

チョコレートを贈った相手。

完璧な人生の先輩。

愛妻の存在を知っていたけど、

私は本気だった。

なのに、だんだん欠点が見え

始めた。

大切な時に、仕事。束縛。

年下の私をいつまでも

子供あつかいすることにも

我慢できなくなった。

会話が途切れた。

長い年月・・・。

そして大学を出た私には、

他に好きな人が。

どこか「その人」に似ていた。



結婚を決意。

「その人」は黙っているだけ

だった。

式は、2月14日。

新しい恋人に私が愛を告白

した日。

その朝、「その人」と

二人きりで会い、

お別れのチョコレートを贈った。

「約束を破ってごめんね」とい

う言葉に、

「その人」と私は数年ぶりの

笑顔をかわした。

バージンロードへ向かう私は、

守れなかった「約束」を心の中

で繰り返していた。

「大きくなってパパのお嫁さんになるの」



あなたに作ってあげたい、と結婚した。今は、その人が作ってくれる。

2023年05月02日 11時57分05秒 | owarai
さくさくと小気味のよい包丁

の音。

あったかい湯気。ほのかな

だしの香り。

この人と暮らして本当によ

かったとつくづく思う。

うちの夫は料理がとても

上手だ。

わたしよりも台所に立つのが

好きかもしれない。

男が料理をすると食材に

お金をかけ過ぎると

よく言われるけれど、うちの

夫は違う。



店先で値ごろの素材を見ると

献立が思い浮かぶらしい。

主夫になるのもいいかも、と

冗談まじに言う。



でも、財布のひもを握られる

のはいやだから、

ふたりで料理をすることになる。



ウケばきゃ、ハナシになりません。

2023年05月02日 11時54分50秒 | owarai
最初は仕事になんて、思って

もみませんでした。

そりゃ、好きは好きでしたよ。

オチ研にも入りましたし、

寄席にも通いつめました。

でも、勉強だってしましたよ。

ハナシはともかく、単位の方は

ひとつもオトしちゃいませんから。



四年生になったら、人並みに

就職活動。

でも、今ひとつ、身が入らない

んですね。

どうも、あきらめられない。

自分でも気づかなかったほど、

この道に惹かれてたようで。

卒業の直前、ある師匠に手紙を出し、

どうにか入門を認めてもらいました。

その後も、オチ研の先輩や友達、

顧問の先生には、ずいぶん助け

られましたね。



母校ってのは、ホントありがたい

ものです。

やっぱり、大学も落語も、

ウケなきゃ、ハナシになりません。


会えない時間は、会っている時間よりも、人を想っている。

2023年05月02日 10時36分12秒 | owarai
顔を見たり、直接、

言葉をかける機会がなかった平安時代。

想いを伝える第一歩は、

「和歌」を送ることでした。

いわば、ラブレターです。



紙に趣をそえて、芳しい香を焚き

しめ、

墨色を気遣いながら、

その筆遣いに想いを炊き込む。たとえば、木々が芽吹き、

地上にいのちが咲き誇る情景を

目にした日には、自らの燃え上

がる想いをかさね合わせ、歌

を詠んだのです。



人が、人を想う気持ちを、人の

手で、心をこめてカタチにする。

和歌は、手作りの贈り物なのです。

自由に、人が、人と会えなかった

時代。



会えない時間が長いからこそ、

人を想う時間は色濃く、

鮮やかだったのかもしれません。

この記事についてブログを書く