ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「その人だけにわかる言葉を、星屑のようにちりばめて」

2023年05月13日 13時08分37秒 | owarai
ただ、その瞬間のためだけに、

わたしはその物語を書くのだ。

ただしとりの人に読まれたくて。



一心に文字を追ってもらうために。

思い出して欲しいから。



たっぷりと湯に浮く髪のやわらかき
乙女ごころは誰にも見せぬ

嬉しくて、涙ぐみそうになっていた。

2023年05月13日 12時02分15秒 | owarai
夢の中で、「これは夢じゃない
か」と頬をつねったこと
が、私には何度かある。

「逝きたる人」に会うことは、
それほど信じがたく、またそ
れほど遠くに感じられる存在
なのだ。

にもかかわらず夢に見るのが、
せつない。

“夢の中にはこれ夢かと
思ひをり逝きたる人に
出会ひたるとき“

もちろん、「これは夢か」には
疑問だけではなく、驚きと喜び
もふくまれている。

けれど、その驚きと喜びとは、
夢から醒めたときにはため息
に変わり二重にせつない。

夢から醒めたら次のように歌う
ほかはない。

“不意の出会ひある筈はなし
信号を幾つ超えても
空あるばかり“

「人を喜ばせるとき私の命が輝く」

2023年05月13日 11時58分09秒 | owarai
お釈迦さまは、「過去も現在も、
誰からも良く言われる一方の
人もいなければ、悪く言われ
る一方の人もいない。

良い面と悪い面を併せ持つの
が人間だ」と言っています。

「あの人が好きだ」と思えば
良い面だけが見え、「あの人
は嫌いだ」と思えば悪い面ば
かりが鼻につくようになりま
す。

どちらに見えるかは、自分の
心の反映にしかすぎません。

人は誰でも、一人ひそかに
我が身を喜ぶよりも、大切
な人や他人に喜んでもらう
ほうが本来ずっと楽しい
はずです。

私が落語家を志したのもそ
のためで、自分の命が最も
輝くようにできています。

そんな気持ちを最澄は
「忘己利他(もうこりた)」と
言いましたが、簡単に言えば

「お客様第一」の心です。
ともすれば私たちは「自分ほ
ど可愛い者はない」

「自分がまず幸せになりたい」
という“我”にとらわれて、

「私が、私が」と自己中心の
考え方ばかりしている結果、
かえって煩悩の世界の中で
悲しみ、苦しんでいます。

自分の立場ばかり考えないで、
ちょっと自分を離れてみると、
いろんなものが見えてきたり、

感謝の気持ちが湧いてきます。
それが、真の「お客さま第一」
の心だと思います。


「してあげられる幸せ」を大切に

2023年05月13日 11時56分43秒 | owarai
幸せには三つあることを
知っていますか?

一番目は、やってもらう幸せ
です。皆さんが赤ちゃんのと
き、お腹がすけば泣いたし、

おむつが濡れれば泣きました。
するとお母さんが飛んできて、
おっぱいを含ませたり、

おむつを替えたりしてくれま
した。

皆さんは幸せでした。これが
やってもらう幸せです。

二番目は、自分でできるよう
になった幸せです。字が書け
るようになった。一人で自転
車に乗れるようになった。

サッカーがうまくなった。こ
れが自分でできる幸せです。

なんでも自分でできるように
なると、偉くなった気がして
嬉しいものです。

でも、その次があるのです。
それは、人にしてあげられる
幸せです。

人がしてほしいことをしてあ
げれば喜ばれますね。

そんな人は頼りにされます。
してあげる幸せは三つの幸せ
の中でも最高のものです。

私たちは、いまだに「して
もらう幸せ」ばかり求めて、
絶えず不平不満ばかり言って
います。

「してあげられる幸せ」を
噛みしめたいものです。

木の芽時

2023年05月13日 08時31分51秒 | owarai
日本の四季は春夏秋冬に
はっきり分かれているが、
その間に微妙なニュー
アンスをもつ一時期がある。

春だけをとりあげても、初春、
早春、晩春といったように、
その言葉を聞いたとたんに

それぞれの季節の雰囲気から
精神に及ぼす感じかたまで
伝わってくる。

それは季節をこまかく分類し
ているのではなく、お互いに
目に見えぬ糸でつながりつつ、

自然に春が育って行く様を表
しているのである。

中でも「木の芽時」というのは、
ものみな萌える春を象徴する
言葉として独特のもだろう。

もともと春は張るから出た言
葉で、和歌の序詞(じょことば)
として、「木の芽もはるの何々」
といったように用いられてきた
が、

やがて木の芽といえば山椒の
花や芽を意味するようになり、
樹木から茶の若葉に至るまで
そう呼ばれるようになった。

したがって木の芽時という時間
は、短いし、長いといえば早春
の終わりごろまら晩春までつづく
のである。

昔から木の芽時は、健康によく
ない時期といわれて来た。
木の芽が動く時は、人間の心身
も不安定になるからで躁うつ病
の人にはこたえる。

一年中でももっとも美しいこの
季節には魔性がひそんでいるら
しい。

昔の人々は長い経験からそうい
うことを知っており、多くの神
社や仏閣で、「鎮花祭」や「御
霊会(ごりよえ)」が行われた。

京都の今宮神社で現在も行って
いる「やすらい祭」も、花鎮め
の行事の一種で、

「やすらい花や」(花よ、静かに
お休みなさい)と囃しながら踊
ることによって、

物の怪をなだめるとともに、人
心の不安を排除したのである。


「人に好かれようと思って 仕事をするな」

2023年05月13日 08時30分41秒 | owarai
「人に好かれようと思って
仕事をするな。
むしろ半分の人間に積極的
に嫌われるように努力しな
いと、ちゃんとした仕事は
できねぞ」。
白洲次郎/実業家

貿易商の家庭に生まれ、イギ
リスに留学。そのとき、上流
階級の学生と遊び上流階級の
なまりを覚えそれが将来武器
になる。

日本人で初めてジーンズを穿いた
人物でもある。

第二次大戦後の1951年、サン
フランシスコ講話会議に全権団
顧問として随行。

その際、吉田茂首相の読む演説
が英語で書かれていたうえ、G
HQへの美辞麗句が並ぶことに
激怒。

敗戦国であっても戦勝国と同等の
資格で出席すべきと、日本語に書
き直させた。

歴史的舞台で、「アメリカさん」へ
の気遣いよりも、「筋」を通すこと
を実践した。

のちに実業界に移り、東北電力を
はじめとする大企業の役員や
顧問を歴任した。
妻は作家の白洲正子さん。