ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

輝き

2023年05月23日 13時03分52秒 | owarai
“落としたるガラス器床に砕け散り
失いしものの輝きを見す“

砕け散ったガラスは、もう役に立つ
「器」ではない。しかしその破片の、
キラキラと、なんと美しいことか。

器であった時に見えなかった輝き。

それは、内側に秘められていた
輝きなのか、あるいは、壊れた
からこそ感じられる輝きなのか。

人間は、生きていく途中で、何度
も何度も大切な器を落として、割
ってしまう。

友情の器、恋愛の器、信頼の器・・
・・・・。失ってしまってから
気づいても、もうとり返しのつ
かない輝きは、

私たちの胸をせつなく痛ませる。
まるでガラスの破片が、突き刺
さるように。

幕降りて淋しき愛の物語いまだ続いているような夜

2023年05月23日 13時01分22秒 | owarai

 

 


ピンチになると、手紙を書く。
これが僕の昔からの習慣であ
る。

振り返ってみると、僕にとって
手紙は、自分の思いを託する
唯一の手段だったかもしれない。

考えてみると、たとえ喧嘩をして
いなくても、恋はピンチの連続で
ある。

相手の心が読めずに不安になった
り、恋しい思い出で息がつまりそ
うになったり、相手との一体感で
ほとんど叫びたくなるときも多い。

まるで非常時のような毎日だ。

恋のピンチを切り抜ける方法は、
いろいろある。どんなにひどい
喧嘩をしても、「ごめん」の
ひとことで仲直りできる場合
もある。

僕の場合は、と考えると手紙だ。
LINEに頼らず、ピンチに陥っ
たときは、手紙を書く。

とくに、遠距離恋愛をしている
と、こうした不思議なピンチに
さらされることがよくある。

会って話ができない分、心と
心がどうしようもなく離れて
しまうことが突発的に起こりうる。

喧嘩をしたわけでも、不満をため
ているわけでもないのに、なにか
がじんわりと二人をむしばんでい
ることを感じて、不安になること
がいくらでもあったのだ。

そんなとき、ラブレターは、恋の
ピンチを救ってくれる得がたいア
イテムだったのである。

恋する日々、眠る時間を削っても
ラヴレターを書いたのは、僕なり
に行った恋の危機管理だと思う。

“思い違いだったらごめんなさい。
けれども、僕は感じるんだ。キミ
の心がどんどん僕から離れてしま
うのを。

会えないのは、忙しいから、ただ
それだけの理由なのでしょうか。

思いちがいだったら、ごめんなさい。
けれど、僕は知りたい。

きみの本当の気もちを、今“


『感情を表現するもの』

2023年05月23日 12時14分13秒 | owarai
人の一生には、まるで奇蹟の
ように、何かと何かが、
誰かと誰かが、すべての人と
すべての出来事が、

寸分の狂いもなく、つながっ
ていると、思える一瞬がある。

いいえ、もしかしたら人は
毎日、そのような僥倖
(ぎょうこう)の刹那を、

生きているのかもしれない。


服装は、精神を反映します。

色は、心を表現します。
靴は、その人の生活を表します。
鞄で、その人の分化がわかります。

「初めてのデート」

2023年05月23日 12時12分14秒 | owarai

季節は、秋。
まだ始まったばかりの、
初々しい秋だった。

繰り返す波の
ストップモーションのように

出会いも  心の中で
一時停止した情景
出来れば このまま時が止まって
しまえばいいのに


胸騒ぎも 予感も できれば
凪いだ海のように


おだやかな 包み込むような
恋であってほしい


魅惑ほど 大げさじゃなく
さざなみほどの
ときめき きらめきの心で・・・・・


これからは、うしろを振り返るような生き方をしない。

2023年05月23日 12時07分26秒 | owarai

考えてみれば、香りはなかなかの
曲者である。何も語らない。その
くせ饒舌である。

私たちの無意識に訴えかけて、そ
の行動をさりげなく支配する。

順番からいえば、花はまず香りから
抜けてゆく。形を保ちながらある日、
香らなくなる。

香りの抜けた花は、すでに美しさの
ピークを過ぎている。

ということは枯れる前に形だけの花
が存在する。昨日と同じように咲き
ながら、もう芳香を放たない花を見
ると、何やら淋しくなる。

文章を書いていると、香らないと思う
ことがある。そんな時、文章としては
形は整っていても、失敗作だと思う。

薫りは作品の色気につながり、生命力
につながる。躍動する生命力が感じ
られない文章なんて、意味がない。

立派な文章を書きたいわけではない。
美しい文章も要らない。ただただ、
匂い立つ文章を一編でも良いから
書けたらと思う。

そういえば最近、季節の香りを感じ
ることが少なくなった。昔ほど木の
芽が匂わなくなった。

柚子も同じだ。匂わない木の芽
や柚子なんて、お吸い物の中で
邪魔なだけだ。

多分、女性も同じだろう。
形だけ美しく飾っても香らなく
なったら・・・・・。

そう考えると、女でいることを
大切にして欲しい、と切に思う。