ビスクドール・雛人形店・オーディオ販売 佐久市 ヤナギダ店長ブログ

ビスクドール64体他お節句雛人形をフランスへ輸出128年、軽井沢方面がお店の場所。

「ヒト」 ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年11月28日 12時27分29秒 | owarai
【コラム:】
:無名の人
この世には根性を貫いたがゆえに、
破れ去った人だっていっぱいいる。
純粋であればあるほど、この世で
は敗れざるを得ない。

まったく無名の人物でも、素晴ら
しい、己を貫いた尊敬に値する
人物はいっぱい存在したはずだ
ろう。

そういう人間の運命の方に、ぼく
は加担したいな。



60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

―デイ・ブレイクー ~アーカイブス~ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年11月28日 08時07分03秒 | owarai
【コラム:】

彼の指は男にしては細く長い。
それすら、いとしかった。

・・・どうして、このひとは、
こんなにせつないのだろう。

私は? 彼にとって私は?
はぐれている同類?

せめて「愛している」のひとこ
とが欲しい、たとえ刹那でも・・
・・・

彼に、奥さんという人がいるら
しいことは、うすうすわかって
いた。でも、私たちの関係には、

それは、なぜか遥か彼方のよう
な気がした。
もしかしたら、小さな小さな駅
のある町に、すべてを置いてき
ているのかもしれないと思った。

夢をみる。深い夜に、レールの
向こうでたくさんの蛍が光る。

そのうちそれが、紫の羽を持っ
た無数の蝶に変り、なぜか白い
シーツをバックに舞っている。

それを小さな少年が、瞳をこら
して見ている。

横に、なぜかお下げ髪の少女に
なっている私がいて、怖くて
そばにへ行けない。「帰って
きて、帰ってきて」と叫ぶだ
けだ。

目覚めると、寝返りをうった
彼の寝息がかずかに聞こえる。
その体を、私はしがみつくよ
うに抱きしめた。

私たちの営みは肌合いも淡く、
少年のように起伏の少ない彼
の体は、時におそろしく不器
用に思えた。

それでも、私は彼に寄り添う
だけでせつなく、熱いものが
こみ上げた。

その一瞬だけでいいと、いつも
思った。その刹那だけが真実で、
あとはなにもいらない。

60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「きれい」 ブリュー・ミュージアムショップ 佐久:ヤナギダ店長コラム

2016年11月28日 05時40分04秒 | owarai
【コラム:】

きれいな女のひとに会っても、ただ
きれいだなと思うだけで、さして
気にとめないことが多いのに、

いっぽう、きれいだとも思わない
のに なにかと惹きつけられる
人がいるだろう。

そして、その人がすばらしい女性
だったら、つきあっているうちに、
内のほうから美しさがかがやいて
くるような感じで、ついには、

ほんとうにきれいであるような
気さえする。
そんな人は、美しい。

60体のビスクドールを展示

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

「審判」 ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月27日 19時12分10秒 | owarai
【コラム:】
「あやまるということは、何の
役にも立ちませんね。特に、自
分が何もしていないときに罪の
意識を感じるのは、具合がわる
いものです。

むかし学校で先生の机から物が
紛失したとき『盗んだのは誰で
すか?』といわれて、もちろん
ぼくだという気がしました。

でも、じっさい何が盗まれた
かも知らなかったのです」


イジメ・自殺・・・、
先生から盗まれたものは
愛情かもしれません。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』

「ラヴ・ストーリー」ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月27日 15時57分38秒 | owarai
【コラム:】

私は、人の出逢いにしろ、仕事に
しろ、チャンスにしろ、諸々の物
質にしろ、棚からボタモチ式に手
に入るなどと思ったこともなけれ
ば、

事実、これまでのところ棚ボタ式
に手に入ったものなどひとつも
ない。

私たちは出逢いたいと欲する人物
に出逢っていくものだし、欲しい
と切に望むものを結局は入手する
ものなのだ。

その切なる激しい渇望ゆえに。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


『恋愛関係』ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月27日 12時20分08秒 | owarai
【コラム:】
男から誘いの声がかかるのを持って
いるだけが能ではない。中々誘いの
声などがかからないかもしれないし、

たとえかかったとしても相手が必ず
しもこちらの理想のタイプとは限ら
ない。

それどころか全然理想のタイプでは
ないかもしれない。むしろそういう
ことの方が世の中には多いのだ。

恋人がいないのは、つくろうとしな
いからである。

なぜか。女は持つものだと頭から決
めてかかるからだ。プロポーズは男
がするもの。相手に先に声をかける
のはつねに男であると、信じて少し
も疑わない。

とくに美人ほどそういう傾向が強い。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「はかない」 ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月27日 07時56分54秒 | owarai
【コラム:】
人の世は“はかない”という無常感は、
日本人の心に住みついている。

『平家物語』の有名な冒頭の一節
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き
あり。紗羅双樹の花の色、盛者必衰の
理(ことわり)をあらわす。」は、その
最も美しい表現だ。

はかないというのは、消えてなくなり
やすい、もろくて長つづきしない、と
いう意味だが、そのことを美しいもの
としてとらえるところに日本人の心が
ある。

「行く水に数書くよりもはかなき思わ
ぬ人を思ふなりけり」という古今集の
歌にあるように、何のかいもない無益
な恋に悩むことも高貴な人たちの多く
が行ってきた。

桜の花を日本人が愛するのは、その
美しさがはかないからだ。


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「雪ねこ」ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月27日 04時56分30秒 | owarai
【コラム:】

女の子が、朝から降りつも
った雪で、かわいい小ネコを
つくりました。。。


ネコは寒がりだからと心配して
コタツに入れて、

ミルクをとりに台所へ行って
戻ったら
小ネコがいなくて、

ふとんが濡れています。


「あれ、ネコがおしっこし
て逃げっちゃった~(涙」


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「疑問符」アーカイブス :ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月26日 19時57分50秒 | owarai
【コラム:】
愛や恋心は、人類不変、永遠の
テーマには違いない。みんな戸惑い、
迷っているからこそ、語られていく
ものだと思う・・・・。

友達がイヤなメールをくれた。わ
たしの彼が、誰か知らない子と仲
良く歩いていたという。

人のことなんていいじゃない、と
思う。けれど、彼女には気になって
仕方ないのだろう。

馬鹿バカしいと思いながら、ふと、
不安が襲ってくる。

こういう気分がいやなのだ。恋に
はつきものといっても、ふっと
心の穴を突くような想いは、時々
ある。

ある日、思ってもみないことが
起きた。いつものように彼と喫茶
店で待ち合わせて、彼が、少し
遅れて席に着いたばかりの時だっ
た。

ウエイトレスが彼の注文を取りに
きて、去った直後、私たちのテー
ブルの横に、すうっと誰かが立
った。

彼よりも私の顔をじっと見つめて、
今にも泣き出しそうな気配だ。
それは、いったい何秒くらいの
時間だったどろう。その後

すぐ、その子は、くちびるを
かみしめて、想いを振り切るよう
に店のドアへ向かって走り、その
まま外へ飛び出していった。

私は、彼とその子の間でなにか
あったのかと疑いは持ったが、彼
の話を聞く限り、単なる先輩、後
輩同士で、少しやさしく教えてあげ

たりしたら、好意と勘違いされて、
うやたら、まといつくようになった
とのことだった。

「しょうがない。あなたはなにも
してないんだから、交通事故ね」
とは言ったものの、憂鬱になるのは
事実だった。

けれど、妙に、私は実感として、彼
が私のことで心くだいて悩んでいる
ことに、安心したりするのだった。

なぜだか知らない。でも、私と彼との
間に、誰も入る余地はないという確信
のようなものが、わいてきている。

電車が駅に着いた。改札口で彼は、今
日は家まで送っていくと言ったが、私
は「大丈夫」と言って、手を振った。

なぜか闘志のようなものも、わいて
きている。彼の信頼を得ているという
気分も強かった。心の中の疑問符が
解けた。

・・・大丈夫、私。守ってあげる、
あなたを・・・
と、つぶやく私がいた。

・・・◇・・・
恋における 信頼 確信 みたい
なものは

ほんの気分で 変りもする

だから ほんの気分で 生まれても
おかしくない

小さなアクシデントで 結束が
強くなったりする

???の繰り返しは
!!!に逆転することもある

愛って だぶん ???
!!! の きわどい勝負かも
しれない

負けたっていいじゃない

自分の中で!!!と思っている
限りは

ずっと ???? で いるより
いいに決まっている


野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「冬薔薇」ふゆそうび ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月26日 12時24分48秒 | owarai
【コラム:】
季節に遅れてしまった薔薇の花が、
冬の弱々しい日差しの中でもなお
華やかに花を咲かせていることが
あります。

山茶花(さざんか)、冬菊、冬牡丹
など、冬に咲く花もないではありま
せんが、本来もっと輝くような陽光
の中で咲くべき花であるだけに、

その姿はどこか侘しさを感じさせま
す。

しかし、冬の風にも耐え、毅然と咲く
様子は、さすがに花の女王といわれる
だけの気品と芯の強さを感じさせます。

野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』


「芳紀」 ほうき ブリューミュージアムショップ 佐久 ヤナギダ店長コラム

2016年11月26日 10時29分04秒 | owarai
【コラム:】

年頃の女性の年齢を言う。「芳紀まさに
二十歳」などと讃える。「芳」は、百花
の咲きにおうようなありさまであり、
「紀」は年のことだ。

女性がいちばん美しい頃「芳紀」何歳と
いわれるのである。「花の命は短くて苦
しきことのみ多かりき」という
作家林芙美子の言葉があるように、

「芳紀」といえる年頃は、それほど
長くない。「花の色はうつりにけりな
いたづらに我身世にふるながめせし
まに」と絶世の美女小野小町さえも
月日とともに容色の衰えてゆくのを
嘆くよりしかたなかった。



野沢93番地十二町
ぴんころ地蔵通側
~柳田二助商店~
℡0267-62-0220

『創業121年』