余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

お洒落

2021-03-23 00:38:08 | 雪の島の詩
僕はいつも裸なので
ちょいとパンツをはいてみた
どうせだからとTバック
何かが足りないと思って
今度はローライズジーンズ
をはいてみた
もう少しだと思って
次にキャミソール
どうかなあ
全身鏡で右、左、正面、後ろ
どう?
着心地が悪くなって
僕はやっぱり裸になった
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バベル

2021-03-20 00:08:18 | 雪の島の詩
高く
    高く
より高く
真空宇宙の膨張の
孤高の渇きより高く
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7月7日

2021-03-20 00:06:04 | 雪の島の詩
20才  僕は狂気を身に宿す
自身との闘いが幕をあげた
いや違う
殻ごもり
惨めに血をたらりと落とす

30才  流れは止まらない
不穏な耳障りは鳴り止まない
焦燥感という奴だ
名付けるならそう呼ぶ
しかして流れは灰色涙

27才  空白の時の流れだ
白になった
暗闇と呼べるだろうか
音もなし

18才  得意科目は?
残酷だ
小さかった
雨は降らなかった

7月7日 憧れる
恋に
詩に
太陽に
訪れる月
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ナナ

2021-03-16 01:10:46 | 雪の島の詩
世紀末の詩人は愛を語る
即興詩人は童謡を紡ぐ
ロマン派詩人は悲恋を刻む
革命詩人は空を見る
新進気鋭は発破する
エセ詩人は腹がへる
詩人きどりは詩を檻にした
忘却詩人は詩を神秘化した
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ケンカ

2021-03-16 01:09:08 | 雪の島の詩
ばーか
誰より好きなのよ
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