余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

書楼弔堂 破曉

2025-02-18 22:40:21 | マイブック(か)
「書楼弔堂 破曉」
      京極夏彦 著

雑木林に囲まれた中にある建物。
灯台のようにそびえたつ建造物。
それだけ大きい建物であるにもかかわらず、
ふとすれば見失ってしまう不思議さ。
そこは本屋である。壁一面に下から上までが本で埋め尽くされている。
主人公の高遠。そして本屋の主。
浮世絵師の月岡芳年、泉鏡花、勝海舟、ジョン万次郎等が
その本屋へ足を運ぶ。
自身の巡り合うべき一冊を求めに。
主、弔堂は言う。ここは墓場だと。
さあその意味とは。

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