余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

樽とタタン

2020-10-05 09:43:55 | マイブック(な)
「樽とタタン」
      中島京子 著

喫茶店という空間の
なんとも得もいわれぬ雰囲気が
舞台をととのえる。
少女に名付けられたあだ名はタタン。
あかい樽のなかに入って、すわって、
出会いのひとたち。
少女の記憶はコーヒーの香りとともに
出会いがよみがえる。
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