肉体を
持って生まれた
ものとして
孤立の肌は
敏感にある
混沌と
メディアはなにを
語りたく
不可思議似合う
それが鏡か
空をみて
想う気持ちは
雲にある
あれに刺さって
それを探して
「春琴抄」
谷崎潤一郎 著
たんたんと綴られていく春琴と佐助のものかたり。
たんたんとだからこそ浸透していく、
胸の内から胸の奥へと。
春琴と佐助の関係性は、
盲目だからこその互いの、
そして互い違いの美への追従がある。
手をあわせる、背中をあわせる、
肌を時折あわせて。
「notsix」
長嶋有理枝 写
芸術が好きだったのか、
芸術家が好きだったのか。
この写真集は惹かれた。
あるひとと見た、
記憶と結びついている。
記憶と結びつくからこそ惹かれるのか。
日常の夫婦家族恋人。
閉じられ開かれまた焼きつけられて。