余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

突然訪れた天使の日 リチャード・ブローティガン詩集

2021-02-03 23:55:09 | マイブック(や~わ)
「突然訪れた天使の日 リチャード・ブローティガン詩集」
      リチャード・ブローティガン 著
           中上哲夫 訳

本との出会いはいろいろある。
書評をみたり。
でもどんな本読んだのと聞いたり、
好きな本を聞くのは世界が広がる。
それはあなたが読んだことにもつながる。
なぜ本を読むのだろう。
言葉を通して孤独からはじまる、
言葉の数々を含み淹れる。
言葉に触れる共有の理解、共通の理由。
言葉はいろいろな感性を豊かにさせ、
感情を豊潤するように見詰める。
自由の束縛、愛の望郷、
カタチの湖、景色の移ろい。
朝のひかり、夜のひかり。

さて詩は内面を語る。
日常の内面を語る。
タイムマシーンにのって、
しっぽをたてて旅をする。
しっぽを休め本と共に寝入ってしまう。
言葉を愛で語りたい。
君と共に語りたい。
詩は掬ってくれるものと信じている。
語る言葉は詩になっていく。
うたになっっていく。
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傷どうし

2021-02-03 02:31:02 | ウイルス時代(短歌)
傷どうし
ふれあえたなら
どうなるの
笑えるのかな
泣けてくるかも
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僕らは

2021-02-03 02:28:13 | ウイルス時代(短歌)
僕らは
どれだけ振り向けるのか
子供の時分と傷がありながら
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酒を飲む

2021-02-03 01:45:00 | ウイルス時代(短歌)
酒を飲む
止まなくなった
宵の口
狼の口
口角のまま
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散歩

2021-02-03 01:38:56 | 雪の島の詩
少女が語る
四方八方の声に反応して
あっちにこっちに
耳がぴくぴく動いた
少年が語る
道々にいる声に
鐘のある所を目指して
口を開いたカタチにした
猫と会う
少女が会う
少年が会う
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