余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

虫網

2021-11-27 00:09:37 | 写真の扉の詩
ちょうちょをおいかけた
空高く飛ぶちょうを
つかまえたくて
虫カゴに入れておきたくて
僕のわがまま?
僕のものなんだよ
だまってつかまっておいで
そしてちょうは飛んでいく
届かない無限の空へと
見えなくなるちょうを
だまって見るしかなかった
もしも
  もしも僕に
 願いは僕を苦しめた

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