余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

2021-06-20 00:01:50 | 写真の扉の詩
あなたの好きなもの
僕の嫌いなもの
これがふたりの接点
窓の滴がながれる
あなたの好きな
僕の嫌いな
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川田絢音詩集

2021-06-19 23:30:41 | マイブック(か)
「川田絢音詩集」
      川田絢音 著

ときどき詩を求めてしまう。
それは言葉を無性に求めているのかもしれない。
その一言その一文そのながれ。
言葉と言葉が合わさっていく。
その合わさりがまた特別な意味へと翻る。
川田絢音の詩は異邦という言葉が似合う。

たまに詩を音読してみる。
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声が好き

2021-06-19 23:08:59 | 時の世
声が好き
君の目が好き
きみの鼻
きみのくちびる
姿にゆれる
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きっと憧れ

2021-06-17 22:52:23 | 時の世
きっと憧れ
焼かれていた
魂から
身体も
赤く紅く朱く
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静寂のなか

2021-06-16 23:46:16 | 時の世
静寂のなか
桃がころがり
ふれ
あなたの字さえ
鼓動を助ける
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