Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1

  



     野に咲く花のように風に吹かれて~♪

      晴れた日はフィールドにいます。

オオニワゼキショウ-房総丘陵

2019年05月08日 | みんなの花図鑑
オオニワゼキショウ (大庭石菖) 
学名 Sisyrinchium iridifolium Kunth.
アヤメ科 ニワゼキショウ属
明治時代に渡来した北米原産の多年草で、道端や野原などに普通に見られます。
ニワゼキショウは芝生など遮るものがなければ草丈10~15センチ程度でオオニワゼキショウは草丈が15~25センチ、また、チガヤなど遮るものがある場所なら、ニワゼキショウは草丈20~25センチ前後でオオニワゼキショウは草丈が30~50センチ前後あります。
ニワゼキショウは花径が10ミリ前後でオオニワゼキショウは7ミリ前後とやや小さいです。
6弁のうち内側の3弁がやや小さく尖る傾向がありますが、尖らないものもありそれだけを持って決め手にはならないようです。
ニワゼキショウが平開している時間帯でもオオニワゼキショウはまだ半開というケースも多く平開している時間はニワゼキショウよりも短いと思われます。
オオニワゼキショウの大は花の大きさではなく草丈から名づけられたようですね。(笑)
房総での花期は4月中旬から5月下旬です。
2019.5.8撮影 房総丘陵にて







シロバナマンテマ-房総丘陵

2019年05月08日 | みんなの花図鑑
シロバナマンテマ(白花マンテマ)
学名 Silene gallica var. gallica
ナデシコ科 マンティマ属
江戸時代に渡来したヨーロッパ原産の帰化植物で、本州から沖縄にかけての海岸に近い砂地や道端などに見られる一年草又は越年草です。
房総では5月上旬から6月中旬が花期です。
2019.5.8撮影 房総丘陵にて







ニオイニンドウ

2019年05月08日 | 房総の野の花山の花
ニオイニンドウ(匂い忍冬)
英名 ハニーサックル(Honeysuckle)
学名 Lonicera periclymenum
スイカズラ科スイカズラ属
西アジア~ヨーロッパ~北アフリカ原産のつる性木本で、葉は互生しますが花に近い先端のところでは2枚の葉が合着しており、花序は合着した葉の真ん中から突き抜けているように見えます。
在来種にスイカズラは黒い果実ですがニオイニンドウは光沢ある赤い果実です。
北アメリカ原産のツキヌキニンドウ(突き抜き忍冬)よりも在来種のスイカズラ(Lonicera japonica)によく似ていて一部で野生化しています。