国内の新たな感染者は3831人、感染者の累計は21万5265人
国内では25日、新たに3831人の感染が確認され、3日連続でこれまでの最多を更新しました。
これで国内の感染者は21万4553人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は21万5265人になりました。
また、新たに確認された死亡者は過去最多の63人で、死亡者の累計は3199人になりました。
埼玉県の298人、兵庫県の232人、広島県の141人、京都府の121人、熊本県の58人は1日の新規感染者としてはいずれも過去最多を更新し、栃木県の35人は今月15日と並び最多となりました。
重傷患者は前日と同じ644人と最多、死亡者数を勘案すると医療提供体制はさらにひっ迫しています。
都内の新たな感染者は884人、感染者の累計は5万4902人
東京都では25日、新たに884人の感染が確認され、過去最多となった昨日の888人に次ぎ過去2番目の多さになり、11日連続で曜日最多を更新しました。。
これで都内の感染者の累計は5万4902人となりました。
このうち、10歳未満から30代が491人で全体のおよそ56%、重症化しやすい60代以上の感染者はおよそ15%の130人です。
また、経路不明の感染者は577人でおよそ65%です
なお、新たに確認された死亡者は10人で、死亡者の累計は597人になりました。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
感染しやすい変異種国内でも確認
英国などで広がっている新型コロナウイルスの変異種が、英国から羽田と関西空港に到着し検疫で陽性と判明された帰国者5人の検体から確認されました。
この変異種は、従来のものよりも感染力が強いことから、変異種が国内で拡大すると、一気に感染爆発を起こし、現在医療従事者の懸命な努力で何とか持ちこたえている医療提供体制が崩壊し、新型コロナウイルスの感染者だけでなく、がんや脳卒中など一般患者、交通事故や火災などの負傷者など、本来助けられる命が救えなくなります。
「マスクの着用」「手洗い」「3密回避」「外出自粛」など、今まで以上に感染リスクを避けるようにしましょう。
あなたはその外出に命を懸けますか?
「不要不急の外出を自粛し、人との接触を8割以上減らさないと感染の拡大は止められない」
「Go Toトラベル」「Go Toイート」を完全停止しない政府の方針に、国民は経営が厳しい旅行関連業や飲食業の支援になればと、旅行や外食を続けています。
最近の分析では、夜の飲食だけでなく昼食など飲酒を伴わない食事での感染も増加し、それが家庭内感染の拡大の要因とする分析がされていますし、繁華街や観光地の人でも増加している所が首都圏に見られます。
現行の国の対応では、人と人の接触を8割減らすことはできません。
居酒屋・レストラン・理美容業など、濃厚接触の機会が多い業種の営業時間の短縮を要請するだけでは、感染の拡大は止められないのです。
最前線で新型コロナと戦う医療関係者支援で、私たちにできることは、「感染しないこと」「感染させないこと」です。
「私たちはもう感染している」と認識して、「不要不急の外出はしないこと」「人と接触しないこと」で、これ以上の感染拡大に歯止めをかけましょう。
国会休会中で、ひっ迫している医療最前線の対応さえも検討しようとしない菅内閣に期待持てない状況ですから、私たちひとりひとりが感染しないよう外出を自粛するしかありません。
最前線で戦う医療従事者に感謝して、クリスマスも年末年始もおうちで過ごしましょう。
国内の感染状況
世界の感染者7962万人超え、死亡者は174万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間26日午前3時の時点で7962万7975人となりました。
また、死亡者は174万6781人となりました。
国別の感染者は、アメリカが1868万653人と最も多く、インドが1014万6845人、ブラジルが742万5593人、ロシアが296万3290人、フランスが258万4471人などとなっています。
また、死亡者も、アメリカが32万9355人と最も多く、ブラジルが19万6人、インドが14万7092人、メキシコが12万1172人、イタリアが7万1359人どとなっています。
主な国・地域の感染状況