葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

昨日のライヴで・・・

2009-09-21 22:27:34 | Weblog
ご無沙汰です・・・
昨日のライヴでショッキングな出来事がありまして。

ライヴ直後にギターのヘッドを踏んで折ってしまいました。

いや~グロ画像です ^^:
ギター版ゴアガズム行きですね。
踏んだ瞬間、乾いたパキって音で「んんん!!!」と思ったらやってしまいましたよ ;
まだそんなに使ってない美品に近い状態で残念です。

が、葛葉リペア。
無理矢理くっ付けます。
方法は簡単です♪
100円くらいの木工用水性ボンド(定番のヤツ)をみっちりと塗り込みます。
水性なんで、塗装面に出て来たボンドは水で濡らしたタオル等で拭き取れるので、ある程度見た目汚くてもokです。
その後、クランプ(万力)で結構締め付けます。

この時ボディに傷を付けたくない人は当て木を挟み絞め込みます。
当て木の場合は完全に固まる前に木を入れ替えてあげないと一緒にくっついてしまいますので要注意です!
あとロッド付近のボンドはある程度固まった時点で楊枝等で引っ掻いて取らないとロッドが回せなくなっちゃいますので必ずやります。
で、
ここからが問題となります!
まず締め付けた万力はそのままで3日~10日くらい放置します。
みんな我慢出来なくて翌日くらいで取ってしまいます。
その前に万力で締める事を知らない人が多すぎます。
それが「ボンドじゃくっつかない」とか「弦のテンションでまた折れる」とか言われる原因です。
万力で締め付けると木の繊維の中にボンドが毛細血管の様に入り込み、木と木の断面がより密着し接着出来ます。
締め付けないと、木と木の間にボンドの層が出来、結果そこが固まってもモロく、剥がれてしまうんですよね。
簡単じゃないですか!
だってギター製法で合わせ木のボディーやセットネックの接着は均等に圧迫して完全に固まるまで放置してるのと同じです。
何よりもゆっくり待つ事が大切です。
ただ折れ方にもよりますけど、高いギターじゃなきゃ馬鹿高いリペアなんかに出すよりDIYでやってしまった方が良いですよ☆
葛葉わ何年もこの製法で直して来てます。
直した部分は今まで一度も折れたりはしてません。
がっちりです。
ORVILLEのLPもくっ付けてから弦張って半年以上放置してたけど問題無しで、今は「でらくし」で現役使用中です☆
だけど今回は接着面が狭いんでヤバいかもです >__<
これは結構前のESP M-2 CUSTAMです。

これくらいの断面なら安心して接着後に使えますよ♪

例外としては、1度ボンドでくっ付けた部分で剥がれてしまうと、同じ所には接着出来ません。
木の繊維の中に既に固まったボンドが居ますので、圧迫しても入り込まないです。
なので2度目の場合は接着面となる木をわざとざらついたサンドペーパー等でボンドが含まれてる部分をそぎ落とします。
ただ断面を滑らかにしてしまうと弱くなるので、ごつごつした仕上がりにしてから同じ様に接着すればOKだと思います。

セットネック物も同様です。
ただセットネックの接着は結構難しく、場所も必要です。
まえ葛葉わボディとネックのジョイント部を接着する際、ボンドで接着後にネックが動かない様に工夫した上で、ボディの下にタウンページ見たいのを置いて、ボディを浮かせ床に置きます。
その後、ネックジョイント部に均等に圧力がかかる様に雑誌等を置いたその上にカナリの重い物を置いてあげます。
そのまま数日放置です。
コツが要りますが、出来ればDIYリペア職人ですね☆


あー
3日後にはレコーディングなので、ヤバいです ^^;