葛葉のもっと音楽を聞こおー☆

もっと色々聞いて下さいな (´・ω・`) ノ

ESPなアレ

2014-02-16 13:19:40 | Weblog
Frank Lowe Quintet「The Loweski」(ESP-DISK 4066)

Frank Lowe
Joseph Jarman
Raymond Lee Cheng (The Wizard)
William Parker
Rashid Sinan
名盤「Black Beings」(ESP-DISK 3013)と同時期に録音(同日?)された未発表の2012年リリースのアルバム。
とりあえず、ミックスが悪いwww
2管が左、ベースヴァイオリンが右って・・・ドラムゎ遠い。
MONOで聞けば熱いかも。
演奏ゎESPらしい当時のフリーな感じで、黒く熱い。
コレが録音されたFrank Loweの73年ゎ「Black Beings」と超名盤のRashied Aliとの「Duo Exchange 」がある。
熱くない訳が無い!
ここでもファラオサンダースばりに爆発的に吹きまくってる。
5つパートから構成されているけど、実際は1曲でソロイストで区切っている様に思える。
Joseph Jarman、Frank Lowe、The Wizardとソロが続いて、「次は誰だ?」と思うと、再びFrank Loweのソロと来る。
最後はベースソロで終わるけど、編集でカットされているんじゃないかなって終わり方。
単なるテープ切れ?
最後ゎパワーダウンして終わるから、少しもやもやする。
当時のAAOC周辺を清水 俊彦さんの「ジャズ・アヴァンギャルド―クロニクル1967‐1989」を読むと詳しく書いてああるんでおすすめ。
結構難しい本ではあるけど、AEOCやESP周辺、ロフトジャズに関しての事が書いてあって参考になる。



THE GIUSEPPI LOGAN QUINTET

2009年録音。
2010年に突然発売になったローガンの復活作。
全くもって危うく怪しいオープニングから、「あの時代」の薫りが漂う様な。
actuelでの「ECHO」までハードなプレイゎ聞かせないけど、フリーなアプローチを展開するバレルのピアノも久しぶりに聞いた気がした。
ロフトジャズ以降ゎ落ち着いたピアニストなイメージで居た。
ESP-DISKの「あの2枚」では聞けなかったバラードも、どこか「惜しい」フレーズで聞かせるのも、ローガンらしさなのかな。
一言で言うと奇妙なメロディなんだけど、ドルフィーのそれとは全く別で。
崩壊寸前をバレルが固めていて、でも踏み外しながら美しいラインを弾く。
聞いててニンマリしゃう(´ω`)
かこいいなぁローガン♪
ヤバいw
ヤバい作品だなw
こーゆー作品ゎもっと聞きたい。
危うく怪しい作品。
上手いんだか下手なんだかって、妙な部分がとても良い。
フリージャズでベースとドラムがジャズしてて、上物が自由に飛び交うのって、1番フリーに聞こえるかもなぁ。
しかし凄いのゎ時代を越えて、ESP-DISKになってるところ。
こうだよな!って感じ。
GIUSEPPI LOGANゎこれを期に2012年、2013年とアルバムをリリースしている様子。
それも聞きたいところ。