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冒頭の写真・二枚目にあるように
現在(11日午前10時)、
京都市に大雨警報が発令されている。
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昨日も、道路に
叩き付けるような雨が降った
(冒頭の写真・一枚目・四条通)。
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そう言えば、
(「須磨」だったか「明石」だったか)
「源氏物語」にも
何日も大雨が続いて
この世も終わりか、、、と慨嘆する
場面があったなぁ~
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下は、紫式部の気象の描写は異様に正確で
まるで平安の気象予報士のよう、、、とする
気象予報士の石井和子さん
の書いた紫式部論。
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天候や季節の移ろいを
清少納言や紫式部に重ねて
感じることができるのも
古典文学都市・京都 に暮らす醍醐味 !
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紫式部の暗号 |
クリエーター情報なし | |
三五館 |
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「 そうか、『源氏物語』はこう味わえるのか !
『源氏物語』を「天気」から読むと、
京都はさらに魅力的 !
都の風景は変わっても、
1000年の春夏秋冬は今も変わらず目の前に。
紫式部は平安の気象予報士だった 」(「内容」)
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「 京都を、今よりもっと味わい深く――。
本書は、気象予報士の著者が
『源氏物語』をまったく新しい視点から読み解きます。
「気象」から『源氏物語』に触れると、
京都はいつもより魅力的に映ってくるのです。
紫式部は、科学的といえるほど
精緻に気象現象を描写していた
ことがわかりました。
――そう、まるで平安時代の気象予報士かのように……!!
紫式部は
なぜここまで気象の描写にこだわったのか ?
本書はその謎にも迫ります !
「 京都を歩くと、
『源氏物語』の気配 を感じることがあります。
山や川、日々の天気や四季折々の風や光、雨、しぐれ……。
そこに平安人たちの気配を感じることができたら、
どんなに素敵なことでしょう。
ぜひみなさんの新しい目で、
紫式部が気象の描写に込めた意図や思いを楽しんでください。
私にはそれが、はるか千年の時を超えて現代に届いた、
紫式部からのメッセージにも思えるのです 」
『源氏物語』に描かれた風と光を、
千年後の京都に探しにいきませんか ? 」(内容紹介)
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