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老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

京大的アホがなぜ必要か  ~ カオスな世界の生存戦略

2020年08月23日 | 京都の大学 & 学者たち

京大的アホがなぜ必要か カオスな世界の生存戦略 (集英社新書)
酒井 敏
集英社

( kindle版あり )

「 知の根幹が揺らいでいる。

背景には、学問に対する

社会の無理解・誤解・偏見があるのではないか……。

現代人は何でも予測できると思いたがる。

しかしながら、自然界は予定調和ではなく、

予測不可能なカオスであり、

 生き延びるには「非常識なアホ=変人」が必要なのだ。

「変人講座」が大反響を呼んだ

「もっとも京大らしい」京大教授が、

カオス理論やスケールフリーネットワーク

といった最先端の理論から

導き出した驚きの哲学と

「アホ」の存在意義、育て方を披瀝する。

◆目次◆

序章 京大の危機は学術の危機

第一章 予測不能な「カオス」とは何か

第二章 カオスな世界の生存戦略と自然界の秩序

第三章 イノベーションは「ガラクタ」から生まれる

第四章 間違いだらけの大学改革

終章 アホとマジメの共同作業

◆著者略歴◆

酒井敏(さかい さとし)

京都大学大学院人間・環境学研究科教授。

一九五七年、静岡県生まれ。専門は地球流体力学。

「京大変人講座」を開講し、

自身も「カオスの闇の八百万の神─無計画という最適解─」を

テーマに登壇して学内外に大きな反響を呼んだ。

「フラクタル日除け」などのユニークな発明で、

京大の自由な学風を地でいく

「もっとも京大らしい」京大教授。

92年日本海洋学会岡田賞受賞。

著書に『都市を冷やすフラクタル日除け』(成山堂書店)  」(内容紹介)

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京大変人講座  ~ 常識を飛び越えると、何かが見えてくる

2020年08月23日 | 京都の大学 & 学者たち

京大変人講座: 常識を飛び越えると、何かが見えてくる (単行本)
酒井 敏,小木曽 哲,山内 裕,那須 耕介,川上 浩司
三笠書房

( kindle版あり )

「 京都大学発! 行列のできる授業が書籍化 !

「京大変人講座」とは――

京大に連綿と受けつがれている

「自由の学風」「変人のDNA」を

世に広く知ってもらうため発足した公開講座。

普通の人が思いつかないこと、

ありえないほど ワクワクすることを実現する場所だ。

★変化の最先端が「変人」なのだ

霊長類学・京大総長 山極寿一×ナビゲーター 越前屋俵太

★学校では教えてくれない

「恐怖の地球史」 岩石学・小木曽哲

★なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか

サービス経営学・山内裕

★「安心・安全」が人類を滅亡に導く

法哲学・那須耕介

★「不便なモノ」が社会を豊かにする!?

システム工学・川上浩司

★「ヘンな生き物たち」のサバイバル術

生物学・神川龍馬

★「無計画」という最適解

地球物理学・酒井敏

常識を飛び越えると、何かが見えてくる。

京大の「常識」は世間の「非常識」。

まじめに考えると、

人間も生物も地球も、

どこかおかしい。だから、楽しい。

著者略歴

酒井敏 京都大学人間・環境学研究科教授。地球物理学

小木哲 京都大学人間・環境学研究科教授。地球岩石学

山内裕 京都大学経営管理大学院准教授。サービス経営学

那須耕介 京都大学人間・環境学研究科教授。法哲学

川上浩司 京都大学情報学研究科特定教授。システム工学

神川龍馬 京都大学人間・環境学研究科助教授。進化生物学   」(内容紹介)

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「荒勝文策と原子核物理学の黎明」(京都大学学術出版会)

2020年08月17日 | 京都の大学 & 学者たち

「 日本の原子核研究は,

当時小さな国力にも関わらず,

戦前から非常に高い水準にあった。

仁科芳雄と並び

それを実験原子核物理の分野から

牽引したのが荒勝文策であり,

敗戦直後,日本の科学技術を調査した占領軍を驚かせた。

アジア初の核変換実験,

今日から見ても極めて高精度のウラン核分裂の計測,

広島の原爆調査と台風遭難の悲劇,

そして理不尽なサイクロトロン破壊と研究禁止……。

「秘話」として部分的にしか語られてこなかった,

激動の近代史の中で取り組まれた核研究を,

始めて内外の膨大な資料の解析で

通史として記録する  」(内容)

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「物語 京都学派」

2020年07月18日 | 京都の大学 & 学者たち
物語「京都学派」 - 日本の知性を代表する哲学者たち (中公文庫) 物語「京都学派」 - 日本の知性を代表する哲学者たち (中公文庫)
価格:¥ 960(税込)
発売日:2012-07-21

西田幾太郎と田辺元という、

二人の哲学者を中心に形成された、

所謂「京都学派」の歴史を、

物語風に綴った書、、、、

「 東京帝国大学とはちがう大学を

目ざしてつくられた京都帝国大学。

本書は、戦前の京都帝大を舞台に、

西田幾多郎と田辺元という

異質な個性の持ち主を中心に展開した

近代知性たちの一大絵巻である。

彼らの豊かな学問的達成から、

師弟の友情や葛藤までを、

日記や書簡などの貴重な新資料をも駆使して

鮮やかに描き出した大労作。

著者略歴

竹田篤司

1934年(昭和9年)愛知県に生まれる。
 
東京教育大学哲学科卒業。
 
同大学院博士課程(仏文学)中退。
 
専攻、哲学。明治大学名誉教授。2005年逝去  」(内容)

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「幸福感に関する生物学的随想」(本庶佑)

2020年06月30日 | 京都の大学 & 学者たち

「 ノーベル賞受賞者が、幸福を感じる仕組みから、

がん免疫療法までを語る 2018年10月、

「免疫抑制の阻害によるがん治療法の発見」により、

ノーベル生理学・医学賞を受賞した、

本庶佑京都大学高等研究院副院長・特別教授。

がん治療を画期的に変えた発見とはどのようなものか。

半生を綴った「ひょうたんから駒を生んだ、私の幸せな人生」、

発見過程と内容を記した「獲得免疫の思いがけない幸運」、

皇居で行われた講書始の儀におけるご進講

「免疫の力でがんを治せる時代」から、わかりやすく説明する。

表題作「幸福感に関する生物学的随想」は、

人間が幸福を感じる生物学的仕組みを科学的に迫ったものだ。

科学のおもしろさ、研究の魅力を伝える本書の読者から、

未来のノーベル賞受賞者が誕生するかもしれない。

(本書の構成)

●幸福感に関する生物学的随想

……国際高等研究所報告書『比較幸福学』より

●ひょうたんから駒を生んだ、私の幸せな人生 ……

2018年ノーベル生理学・医学賞受賞記念講演「Biography」 ※竹内 薫・訳

●獲得免疫の思いがけない幸運 ……

同講演「Serendipities of Acquired Immunity」※竹内 薫・訳

●免疫の力でがんを治せる時代

……講書始の儀におけるご進講(2019年1月11日)

●Biography ……2018年ノーベル生理学・医学賞受賞記念講演・英文

●Serendipities of Acquired Immunity ……同・英文   」(内容)

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また、京大からノーベル賞 ! (その6) 〜 京大卒の吉野彰氏・ノーベル化学賞受賞決定 !

2019年10月09日 | 京都の大学 & 学者たち
化学者たちの京都学派: 喜多源逸と日本の化学
クリエーター情報なし
京都大学学術出版会

( 「その5」から続く )

また、京大出身者からノーベル賞受賞者が出た。 

今回ノーベル化学賞受賞が決定した吉野彰氏は

京都大学工学部石油化学科卒で

修士課程まで京大に在籍され、

その後旭化成で研究を続けられた由。

( → 京都大学工学部石油化学科というと

同じくノーベル化学賞を受賞された

福井謙一さんが教鞭をとられていた学科で

百万遍の交差点に近いその研究棟の前には

福井謙一さんを顕彰する石碑が建っている  )

それにしても、京大関係者のノーベル賞、

続きますね !

冒頭に掲げた「化学者たちの京都学派」は、

次々にノーベル化学賞受賞者を輩出する

京都大学の化学分野の学脈の源流を探ったもの。

以下は、その内容紹介。

「【推薦】 檜山爲次郎 氏(中央大学研究開発機構教授・京都大学名誉教授)

京都大学工学部の化学系では、

基礎の裏付けがあって独自の応用が拓けると考える喜多源逸の信念のもと、

応用と基礎の間の双方向的な知的刺激によって創造性を高めてゆく

独特の学問的雰囲気が育まれていった。

本著は喜多から福井謙一・野依良治へと連なる京都学派の生の化学者群像を活写する。

この知的刺激は、若い世代にとって必ずや科学技術創造の一助になるだろう 」(内容紹介)

「  異なる分野の学びから創造力が生まれる !

喜多源逸から福井謙一・野依良治へと続く伝統  」(内容)

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京都大とノーベル賞 ~ 本庶佑と伝説の研究室

2019年08月04日 | 京都の大学 & 学者たち

京都大とノーベル賞: 本庶佑と伝説の研究室 (河出新書)
広瀬一隆
河出書房新社

「 2018年、ノーベル医学生理学賞に輝いた本庶佑。

その栄誉の背景には、京都大学医学部の創造性に満ちた伝統と、

生命の謎に挑む熱き探求心のリレーとがあった――。

医師免許をもつ京都新聞記者が、

山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長ほか、第一線の研究者たちへ徹底取材。

京大のもつ豊かな研究の土壌を探訪しつつ、ノーベル賞受賞の舞台裏から、

伝説の研究室のエピソード、「オプジーボ」誕生までのドラマ、

一流の科学者たちのそれぞれの流儀、がん免疫治療の最前線、

産学連携の現在と未来までを活写する。

本庶佑氏への単独インタビューも特別収録。

【目次】

まえがき

第1章 受賞の舞台裏

受賞を知った第一声/ノーベル賞と京都/受賞者発表への準備/ノーベルウィーク開幕前夜/光るユーモア/こぼれ話:ストックホルムの京都人 ……

第2章 オプジーボのできるまで

PD1とはなにか/ある科学者の執着心/T細胞の秘密へ/もう一人の大家/発見者のその後/こぼれ話:科学者の流儀 ……

第3章 伝説の研究室

にぎり飯より柿の種/研究の猛者/躍進の秘密/精神のリレー/系譜の先に/こぼれ話:意外な交流 ……

第4章 がん治療の未来

がんの正体とは/ライバル同士の研究室/iPS細胞とES細胞/免疫療法の「合わせ技」/オプジーボの可能性/こぼれ話:もうひとつの偉業 ……

第5章 産学連携は大学を救うか

創薬と企業/iPS細胞研究所の戦略/ノーベル賞受賞者・山中伸弥/産業界とウィンウィンに/危機にある日本の科学/こぼれ話:賞がある意味 ……

第6章 特別収録本庶佑単独インタビュー

ノーベル賞を受けてから/科学と社会のつきあい方/世界に出る意味/現代科学の生命観/やがて訪れる死について……

あとがき

参考文献

 

著者略歴

広瀬一隆

1982年、大阪生まれ。滋賀医科大学を卒業し、医師免許取得。

2009年に京都新聞社へ入社。

在学中に7カ月半アジアを放浪した経験が、ジャーナリストを目指すきっかけになった。

警察や司法を担当した後、現在は科学や医療、京都や滋賀にある大学の動きを取材している。

iPS細胞をテーマにした連載も執筆した。

人文学に強い関心をもち、哲学や生命倫理にかんする記事も多く書いている   」(内容紹介)

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また、京大からノーベル賞 ! (その5) 〜 「東大 vs 京大」

2018年10月04日 | 京都の大学 & 学者たち
東大vs京大 その`実力'を比較する (祥伝社新書)
クリエーター情報なし
祥伝社

( 「その1」、「その2」、「その3」、「その4」から続く )

本庶佑さんのノーベル賞受賞決定報道のなかに

本庶さんが京大の出身で現職の京大教授ということもあって、

京大出身者のノーベル賞受賞者の多さや

その数の東大出身者との比較、、、、などの記事が目立った。

歴史的には、湯川秀樹教授の受賞以来、

ノーベル賞受賞者というと京都大学が独占する、、、という

異様な時代が長く続いた ものの、

今では、学部出身者、、、で比較すると、

東大出身者の方が多いのだとか。

しかし、東大出身者のノーベル賞受賞者のなかには、

佐藤栄作さん( 平和賞 )、川端康成さん、大江健三郎さん( いずれも文学賞 )

が含まれており、

これを除く 自然科学系の受賞者 では

京都大学が依然トップで、

これに大学院が京大、、、という方( 益川、小林両教授 )や

学部・大学院とも他大学だが京大で研究を続けられ成果を出された方( 山中伸弥教授 )

などをふくめると 断トツの1位 なのだという。

冒頭に掲げたのは、そんな京大の実力を東大と比較したもの。

以下は、その内容紹介。

「 日本における大学の双璧・東大と京大。

設立以来、長らくトップに君臨してきた両校であるが、

 最近は、他の旧帝国大、一橋大、東工大、早慶などから 果敢な挑戦を受けている。

とはいえ、まだまだその存在 感は他の追随を許すものではない。

本書は、この両校の設立経緯、歴史、その指導的役割、

現状、課題について明らかにしたものである。

そして、学生、教授、研究・教育内容や、ノーベ ル賞、

卒業生の進路、活躍などについて、統計資料を用 いながら詳しく比較・分析した。

東大・京大は、今後も覇者たりえるのか。それとも ?



第1章
東大・京大の歴史
第2章
研究で生きる京大と、官僚などのエリートを生む東大
第3章
戦後の発展
第4章
卒業生の進路
第5章
研究実績と卒業生から評価する
第6章
東大と京大の課題と今後  」

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また、京大からノーベル賞 ! (その4)

2018年10月02日 | 京都の大学 & 学者たち

( 「その1」、「その2」、「その3」から続く )

上は、ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった本庶佑さんの業績を紹介した

産経新聞電子版の記事。

下は、本庶佑さんの著書、

「PD-1抗体でがんは治る-新薬 ニボルマブ の誕生」 とその内容紹介。

( ニボルマブ の考え方小野薬品工業が商品化したのがオプチーボ )

PD-1抗体でがんは治る-新薬ニボルマブの誕生
クリエーター情報なし
岩波書店

「 注目を集める画期的ながん免疫治療薬ニボルマブはどのようにして生まれたのか.

衝撃的といわれる効果は,従来の治療法とは全く異なる原理によって導かれている.

著者は,治療薬のもとになったPD-1分子を発見し,開発までを指導してきた.

生みの親本人が,新たながん免疫治療の原理と新薬誕生までの曲折を語る  」(内容紹介)

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また、京大からノーベル賞 ! (その3)〜 小野薬品工業の株価にも注目

2018年10月02日 | 京都の大学 & 学者たち
PD-1抗体でがんは治る-新薬ニボルマブの誕生
クリエーター情報なし
岩波書店

( 「その1」、「その2」から続く )

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった本庶佑さんの著書、

「PD-1抗体でがんは治る-新薬 ニボルマブ の誕生」 。

ニボルマブ といっても一般にはなじみが薄いが、

株式市場などでもよく話題になる

オプチーボ というと、ご存知の方は多いハズ。

この ニボルマブ の考え方

小野薬品工業 商品化したのが オプチーボ 

この オプチーボ 中国でも承認され、

日本でも保険適用の範囲が徐々に拡大されるなど

普及の初期段階にあったが、

今回の本庶佑教授のノーベル賞受賞で

( ノーベル賞というお墨付きを得たことで )

各国の認可や適用拡大に弾みがつくかもしれない。

その意味では、

小野薬品工業の株価 にも注目したい。

下は、その内容紹介。

「 注目を集める画期的ながん免疫治療薬ニボルマブはどのようにして生まれたのか.

衝撃的といわれる効果は,従来の治療法とは全く異なる原理によって導かれている.

著者は,治療薬のもとになったPD-1分子を発見し,開発までを指導してきた.

生みの親本人が,新たながん免疫治療の原理と新薬誕生までの曲折を語る  」(内容紹介)

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また、京大からノーベル賞 ! (その2)

2018年10月01日 | 京都の大学 & 学者たち
いのちとは何か 幸福・ゲノム・病
クリエーター情報なし
岩波書店

( 「その1」から続く )

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった本庶佑さんの著書、

「 いのちとは何か 幸福・ゲノム・病 」 。

下は、その内容紹介。

「 「いのちとは何か」は、永遠の問いとも言える大問題です。

現代の生命科学はその問いかけにどのように答えようとしているのでしょうか。

生命の“原理”をつかみ出すことができるとすれば、それは何でしょうか。

またそれは、物理学の原理とは異なる ものなのでしょうか。

環境との相互作用の中で生まれ進化してきた生命は、〈偶然〉と〈必然〉の狭間を歩んでいます。

いのちのダイナミズムと人の幸福について、

世界的に知られる免疫学・分子生物学研究の第一人者が語ります。

著者略歴

本庶佑

1942年生まれ。京都大学医学部教授、同医学部長・医学研究科長、日本学術振興会学術システム研究センター所長を歴任。

医学博士。専攻は分子生物学、免疫学。

京都大学大学院医学研究科客員教授(免疫ゲノム医学講座)、内閣府総合科学技術会議議   」(内容紹介)

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また、京大からノーベル賞 ! (その1)

2018年10月01日 | 京都の大学 & 学者たち
ゲノムが語る生命像 (ブルーバックス)
クリエーター情報なし
講談社

今日の午後7時前、メディアから、

本庶佑さんノーベル医学生理学賞受賞、、、、

というニュースが一斉に流された。

これで、また、京大からノーベル賞受賞者が出たことになる。

冒頭に掲げたのは、その本庶佑さんの著書、 「ゲノムが語る生命像」 。

以下は、その内容紹介。

「 ヒトゲノム解読から10年、生命の本質はここまでわかった。

免疫学の世界的研究者が、話題のキーワード、重要なテーマを切り口に、

生命科学の全体像をオムニバス形式でやさしく解説。

生命の設計図DNAが分子レベルで解読され、

ゲノム工学技術が飛躍的な発展を遂げた現代、

生命科学は文系理系を問わず社会の幅広い分野で不可欠の科学となりました。

まさに分子が織りなす命の綾としての 「新しい生命像」 を、

日本を代表する分子生物学者がその最前線から解き明かします  」(内容紹介)

「 生命の設計図DNAが分子レベルで解読され、

ゲノム工学技術が飛躍的な発展を遂げた現代、生命科学は文系理系を問わず社会の幅広い分野で不可欠の科学となった。

日本を代表する分子生物学者がその最前線から新しい生命像を語る。

著者略歴

本庶佑

1942年京都市生まれ。

京都大学医学部卒業。医学博士。

大阪大学教授、京都大学教授、同医学部長、総合科学技術会議議員などを経て、

京都大学大学院医学研究科客員教授、静岡県公立大学法人理事長。

専門は分子免疫学。

リンパ球がウイルスや病原体を認識し排除するために最適な抗体を作る免疫応答の仕組みを遺伝子レベルで解明した。

ロベルト・コホ賞、日本学士院賞、恩賜賞など国内外で数多くの賞を受賞。日本を代表する分子生物学者  」(内容)

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「哲學研究」(京都哲学会)601号

2018年01月31日 | 京都の大学 & 学者たち
哲學研究 第六百一號
クリエーター情報なし
京都哲学会

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「京都学派」

2018年01月30日 | 京都の大学 & 学者たち
京都学派 (講談社現代新書)
クリエーター情報なし
講談社

京都学派ばやりの昨今だが、

また、京都学派本がでるらしい。

こんどのは、講談社現代新書だから、

相当読みやすそうだ。

以下は、その内容紹介。

「 西田幾多郎に始まり、田辺元、三木清、そして

京大四天王と呼ばれた高山岩男、西谷啓治、高坂正顕、鈴木成高と、

戦前、匆々たる哲学者を輩出した「京都学派」。

彼らの思想は西洋の「受け売り」ではなく、むしろ西洋哲学に伍し、

さらにはその乗り越えさえも目指したオリジナルな哲学的思考として、

今も高く評価されています。

しかしその一方では、日中戦争以降の日本の海外侵略的政治姿勢に

思想面からのお墨付きを与えたとして、

厳しい批判にもさらされています。

本書では、いったん彼らの「政治的な誤り」はカッコに入れた上で、

極力、客観的なその哲学的評価を試みます。

その上で、なぜ彼らは過ちを犯すことになったのか、

その深い理由にも迫ります。

じつはそこには日本の思想、いえ、思想のみならず

「後発の近代国家」として出発せざるを得なかったという近代日本の宿命が、

構造的に関わっているのではないでしょうか。

そしてその問題は、今なお克服されることなく、

ことあるごとに日本人の思想の中に回帰してくる。

例えば近年の柄谷行人氏の思想などにも、

著者は思想の「形」としての同一性を見ています。

その意味において、京都学派をどう捉えるかは、

私たちにとっても過去の問題ではなく、まさにアクチュアルな問題なのです。

本書は、今なお毀誉褒貶あい半ばする京都学派の思想を、

「われわれ」の問題として再提起する試みです  」

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化学者たちの京都学派 ~ 喜多源逸と日本の化学

2017年12月07日 | 京都の大学 & 学者たち
化学者たちの京都学派: 喜多源逸と日本の化学
クリエーター情報なし
京都大学学術出版会

「【推薦】 檜山爲次郎 氏(中央大学研究開発機構教授・京都大学名誉教授)

京都大学工学部の化学系では、

基礎の裏付けがあって独自の応用が拓けると考える喜多源逸の信念のもと、

応用と基礎の間の双方向的な知的刺激によって創造性を高めてゆく

独特の学問的雰囲気が育まれていった。

本著は喜多から福井謙一・野依良治へと連なる京都学派の生の化学者群像を活写する。

この知的刺激は、若い世代にとって必ずや科学技術創造の一助になるだろう 」(内容紹介)

「  異なる分野の学びから創造力が生まれる !

喜多源逸から福井謙一・野依良治へと続く伝統  」(内容)

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