老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「わが青春は京都に」

2008年07月01日 | 京都移住
月刊 京都 2008年 07月号 [雑誌] 月刊 京都 2008年 07月号 [雑誌]
価格:¥ 750(税込)
発売日:2008-06-10

京都ならどこの書店にも置いてある月刊京都という雑誌に、

「わが青春は京都に」という投稿欄があり、

毎号1人ずつ、いろんな方がご自身の青春と京都とのかかわりを文章にされている。

京都に通い始めた頃、それが興味深く、毎号欠かさずに読んでいた。

そして、その頃、不動産業者の方々からきいた話と思い合わせて「なるほど」と思った。

これは京都のマンション分譲業者や不動産仲介業者の方なら誰でも言うことだが、

京都の不動産を買う人には学生時代を京都で過ごした人がとにかく多いらしい。

以前、青蓮院の向かいに建ったマンションの分譲の終盤、

後二戸で完売というようなタイミングで見学にいき、聞いてみたところ、

3分の1は東京、3分の1は大阪の人が買い、

地元の人が買ったのは残りの3分の1にすぎなかったとのこと。

物件によっては、半分近くを東京の人間が買う、

というものもあるらしい(日経の東京版や新幹線の車内誌などで京都のマンション広告をよく見かけるのもこれでうなずける)。

そして、外からの買い手には学生時代を京都で送ったという人が結構多いらしいのだ。

極端なケースでは、80歳を超えてから、

「人生の最後は学生時代を送った京都で過ごしたい」、

「東山を見ながら死にたい」、などといって子供や孫など周囲の反対を押し切って、

単身あるいは老夫婦二人で、京都に移住してくるといった例も少なくないらしい。

一度捉えたら話さない、最後の最後には呼び戻される、

京都の魅力というのはいったい何だろうか、とつくづく思う。

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