老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

まんが訳  酒呑童子絵巻

2022年03月17日 | 京都コミック & アニメ

( kindle版あり )

日本古来の絵巻というのは、

マンガと違って

ストーリーを追ったり

感情移入したりするのが

なかなか難しいものだが、

この「まんが訳  酒呑童子絵巻」、

現代のマンガ風に「こま割り」し

「吹き出し」も入っていて

えらく読みやすい。

何1つも新しく描かれたものはなく

元の絵巻の画を使って

現代のマンガ風にしただけだから

古典の絵巻を読んでいる気にもなれる。

古典の絵巻を現代に再生し

新しい息吹(生命)を与えた

この企画に座布団三枚 !

( kindle版あり )

「 室町時代から日本人に愛されてきた物語が、

まんがでよみがえる!

伝説の英雄・源頼光の活躍を描く表題作の他、

『道成寺縁起』

『土蜘蛛草紙』を収録。

多数のメディアで取り上げられた話題のプロジェクト、

待望の書籍化 !

【収録作品】

酒天童子絵巻
道成寺縁起
土蜘蛛草子

【解説】

絵巻文化の成立と発展/久留島元

物語もつくらず絵も描かないまんが制作/山本忠宏

まんが・アニメの起源は何故、

絵巻物ではないのか/大塚英志

平安時代は一条天皇の治世のこと。

都の貴族の娘が次々と姿を消し、

占いの名人・安倍晴明が、

伊吹山千丈ヶ岳に棲む鬼の仕業とつきとめた。

さっそく源頼光らに退治の勅命がくだる―。

武家源氏の始祖・源頼光の活躍を描く

表題作『酒天童子絵巻』の他、

「安珍清姫伝説」として知られる『道成寺縁起』、

頼光と渡辺綱の妖怪退治譚『土蜘蛛草子』を収録。

室町時代から日本人に愛されてきた物語が、

まんがでよみがえる !

著者略歴

大塚英志
 
1958年生まれ。まんが原作者、批評家。
 
神戸芸術工科大学教授、
 
東京大学大学院情報学環特任教授を務め、
 
現在、国際日本文化研究センター教授

山本忠宏
 
1976年生まれ。神戸芸術工科大学助教。
 
国際日本文化研究センター研究員     」(内容)

 

( kindle版あり )

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