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「 人気を誇る旅行ガイドシリーズ
「NEXTRAVELER/ネクストラベラー」が、
大手出版社では、
なかなか出せない内容や地域を凝縮し、
Kindle版限定で登場。
第2弾は、神社仏閣を紹介しない、
日常の「京都」にフォーカスした、
世にも新しい旅行ガイドです。
本書は、 一切神社仏閣の類は掲載せず、
営業許可がない飲食店や、
いつ空いているかわからないカフェ、
そして特別な教育を行う公立エリート小学校など、
いままでにない「ギリギリの京都ガイド」となりました。
観光客が押し寄せる京都では、
過去の遺産だけにとらわれることなく、
「未来へとつながるプロジェクト」も活発化。
いつ行っても、そこには「新しい京都」が、
「だれかに教えたくなる京都」があるのです。
■本文より■
「京都」とは、
東は河原町通、西は堀川通、北は丸太町通、
南は四条通に囲まれた中だけだと、
生粋の京都人は言う。
その真ん中を横に走る御池通と縦の烏丸通をもって、
このエリアは「田の字地区」と呼ばれている。
近年、建築規制の改正もあって、
不動産(投資)的「田の字地区」はもう少し南下するが、
文化的京都の重心は中京区の東側にあり、
ここを訪れることを「入洛」といまでも言う。
だから、新幹線で京都駅についても、
それだけでは「入洛」していることにはならない。
この「田の字地区」の外にある場所、
つまり「洛外」は、かつては「幽界」だと考えられていた。
京都の街を俯瞰的に見ると、
街の中心部には、古めかしい神社仏閣が、ほとんどない。
一見、千年以上も続く伝統こそが「京都らしさ」と考えるが、
東京以上に柔軟性と流動性が高い
「新陳代謝が良い街中」が本当の京都の魅力に他ならない。
町衆が作った京都の日常。
ここに、本当の京都の面白さが潜んでいる 」(内容)
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