老後は京都で !

京都の町中(堺町六角)と東京(青山)を気ままに行き来する二地域居住を実践中。 

「京都ぎらい」の著者・井上章一さんの、「イケズな東京」

2022年01月03日 | 読書一般

冒頭に掲げたのは、

「京都ぎらい」の著者

井上章一さんと

京都市美術館館長の

青木淳さんの共著、

「イケズな東京」。

( kindle版あり )

「 コロナ禍で東京一極集中の是正が言われるが、

事はそう単純ではない、と井上氏。

私たちの東京への愛憎は複雑で、

長尺の歴史から捉える必要がある。

そう、京都から東京に天皇が移り住んだ時代から……。

『京都ぎらい』の井上氏に対するのは、

丹下健三の孫弟子に当たる建築家・青木氏。

二度の東京五輪と大阪万博を中心に、

古今東西の都市開発の功罪と、

そのレガシーについて論じ合う。

博覧強記の二人の話は、

天皇、GHQ、ナチスといった歴史の縦軸から、

北京、パリ、ローマ、ロンドン、

コペンハーゲンといった地理的な横軸までを駆け回る。

また黒川紀章らの建築家論や、

ゴジラ、寅さん、小津映画等の話題もまじえ、

「愛される建築とは何か?」

「日本と西洋、どちらが自由なのか?」

という文化論を掘り下げる。      」(内容)

( kindle版あり )

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