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冒頭に掲げたのは、
「京都ぎらい」の著者
井上章一さんと
京都市美術館館長の
青木淳さんの共著、
「イケズな東京」。
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( kindle版あり )
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「 コロナ禍で東京一極集中の是正が言われるが、
事はそう単純ではない、と井上氏。
私たちの東京への愛憎は複雑で、
長尺の歴史から捉える必要がある。
そう、京都から東京に天皇が移り住んだ時代から……。
『京都ぎらい』の井上氏に対するのは、
丹下健三の孫弟子に当たる建築家・青木氏。
二度の東京五輪と大阪万博を中心に、
古今東西の都市開発の功罪と、
そのレガシーについて論じ合う。
博覧強記の二人の話は、
天皇、GHQ、ナチスといった歴史の縦軸から、
北京、パリ、ローマ、ロンドン、
コペンハーゲンといった地理的な横軸までを駆け回る。
また黒川紀章らの建築家論や、
ゴジラ、寅さん、小津映画等の話題もまじえ、
「愛される建築とは何か?」
「日本と西洋、どちらが自由なのか?」
という文化論を掘り下げる。 」(内容)
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( kindle版あり )
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