『高岡 万葉まつり』に行って参りました。
朝、京都を出発し高岡へ。
万葉歴史館 館長の坂本信幸先生にナビゲート頂くと言う
贅沢な旅を経験、体験させて頂きました。
高岡は万葉の地。
大伴家持の縁の地どす。
色々な歌碑に案内して下さいました。
写真左上は、高岡のもっとも古い万葉歌碑どす。
歌碑には
「磯の上のつままを見れば根をはへて年深からしかむさびにけり」と
あります。
海辺の上に立つ「つまま」を見ると、根ががっちりと張っていて、見るから
に年を重ねているようだ。なんとも神々しいことだ。と言う意味だそうどす。
万葉気分に浮かれながらその日のMaine eventの万葉まつりの会場
高岡古城公園へ。
「万葉まつり」は万葉集の1番から4516番までを10月4日~6日の三昼夜
詠い続けると言うイベントで、予めエントリーをしておくと「朗詠して頂く歌は
○○番と○○番です」とお知らせが来ます。
もっとも魅力なのは、万葉の装束にコスプレさせて頂けるのと
池の上に浮かぶ舞台での朗詠どす。
なんとも心地よく 4347番から4349番の三首を詠わせて頂きました。
その中から4347番・・・
「家にして恋ひつつあらずは汝が佩ける大刀になりても斎ひてしかも」
家に残って恋い焦がれてなどいないで、お前がいつも腰に帯る大刀、
せめてその大刀にでもなって見守ってやりたい。
と言う恋いのお歌。
秋風が心地よい池の舞台の上で気持ち良く朗詠させて頂きました。
お世話になりました泉さま、ルツコさま、そして坂本先生 本当に
有難うございました。
加えてお酒もお料理もとても美味しおした。
感謝。