KYOKO - HAN

Kyoko日和

都をどりを更にいっぱい楽しんで頂くために・・・(蟹満寺編)

2013年04月07日 00時03分37秒 | うんちく・小ネタ
第四景 井出玉川蟹満寺
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「今昔物語  巻第16」からの、物語を長唄に乗せて芸舞妓さんがヤマブキの花を手に舞います。
背景は山吹が咲き乱れ舞台は夏の河原のイメージです。
物語に登場する蟹もあちらこちらで動いています(笑)
この場面では、芸舞妓さんがそれぞれ「おこぼ」(舞妓さんの背の高い履物で桐で出来ています。歩くとコボ、コボと音がなる事から、おこぼと言います)や下駄、それに舞妓さんは舞妓さんの装束で、芸妓さんは芸妓さんの装束で舞を舞うので、そういった意味でも本当の芸舞妓さんの舞を楽しんで頂けると思います。

  

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芸舞妓さんの舞姿と蟹満寺の寺号、山吹の花を載せて見ました。


又、万葉集とも縁の有るこの山吹を小野小町は次の様に歌ってます。
色も香もなつかしきかなかわずなく井出渡りの山吹の花
? 花の色も香りも昔ながらで慕わしく思われることだ。蛙の鳴く声が聞こえるあたりの山        吹の花。



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