目が離せなかった・・イタリア戦
コンフェデレーションズカップのイタリア戦は、
正直おもしろい
一瞬たりとも目が離せない試合だった。
試合序盤から日本がボールポゼッションで優位に立ち、軽快なパス回し、
昨年のユーロで準優勝したイタリアを防戦一方に追いこんでいた。
2点目を決めた香川真司。
試合後「勝たなければ意味がない」と悔しさを滲ませたが・・
パスをつないではゴールへ迫り、
一度ボールを失っても、
すぐに奪い返して連続攻撃を仕掛ける。
そんな痛快なサッカーは、
早朝からテレビに釘付けのサッカーファンを喜ばせたし
スタンドの地元サッカーファンをも魅了した。
スタジアム全体に鳴り響く「オーレ、オーレ」の掛け声のなか、
日本の選手たちがパスをつなぎ続ける様は、
見ていてイマドキの若者もよくやるなぁ~と
”鳥肌もの”だった。
2点のリードを守れず、
2-3と逆転されたときには、
万事休す・もはやこれまでかと正直思った。
俺も思ったが真司もまた、
「後半早々、くだらないミスで2点を失ったことは精神的に痛かった」と。
しかし、
それでも
あきらめずに絶妙のタイミングで岡崎慎二のゴールで同点に追いつき、
さらに勝ち越しを狙ってイタリア・ゴールを攻め立てた。
そんな果敢に攻める攻撃には確かな迫力があったし
中二日休みの強豪イタリアもたじたじだった。
ザッケローニ監督も
「結果は出なかったが、いい内容だった」と語り、
「多くのチャンスを作り、あきらめずに戦った」と選手たちを称えた。
結果的に3-4で敗れはしたが、
日本らしさは存分に見せた試合だったとおもう。
にしても不用意な2失点はもったいない。
俺は勝てる試合だったと思う。
あの一瞬の隙を付くイタリアの攻撃
ワンチャンスをものにする強かさは、
狩猟民族と農耕民族の差なのかなぁ~
くれぐれも惜しい試合を逃したものですなぁ~
元サッカー小僧のオヤジ