オヤジのひとり言

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今、我われに必要なものは?・・

2013年11月06日 | オヤジのひとり言

 

知人に富山出身の方がおられます。

富山といえばキトキト・ほたるいか・寒ブリ・「薬売り」

全国津々浦々に薬を売って歩く「富山の薬売り」

よく考えてみれば、

これほど富山県人の気質を象徴するものはない。

 

富山の薬売りの歴史は古く。

江戸時代初期からはじまったもので、

その仕事はかなりハード。

何しろ全国を歩くわけだから、

年間200日以上家を空けなければならない。


現在の単身赴任も確かに辛いものがあるが、

それでも一応は一箇所に定住できる。

売り歩く富山の薬売りは、定住できない為尚つらい。


デハ、

一体誰がこんなビジネスモデルを思いついたのか?

どうやらそのヒントは時代がそうさせたようだ。

 

江戸時代、

富山県は農業の不作に悩まされ続けた過去がある。

そのため、

お上は強烈な締め付け政策を行なうが、

それでも経済は一考に好転しない。

社会は混乱し、

人々はお上をアテに出来なくなった。


そうなると、頼りになるのは自分しかない。

しかも、外貨を稼ぐ必要がある。

では、何を売るか??

 そこで魚や器といった嗜好品ではなく、

薬という必需品に目をつけたところが、

いかにも富山県人の堅実なところです。

しかもその上、単に売るだけではなく、

「置き売り」という

斬新かつロウリスク・ローリターンな商法を生み出したあたりも、

さすが富山県人の堅実さを物語っている。


平成不況脱出気配の現在にも、

一般庶民に必要なのは、

富山県人的発想なのかもしれないですなぁ~

最近やけに理屈っぽくなってる・・・オヤジ

 

 

 

今回はここまで・・    

続きは次回に・・ 

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