二代目モニカの日々・・・ときどき俳句

【日々のいろいろ、十七文字の世界】二代目モニカです✨日々の出来事やときどき俳句も🐰

千葉新人句会・10月

2017年11月08日 | 俳句
11月、晩秋ですね

冬に入る前のこの季節

静かでしっとりとして好きな季節です



遅くなりました

10月の千葉新人句会のご報告です

スマホからの投稿となります

主宰の特選句から



おやまあもう父母祖父母七五三 昭子

(ユニークで大胆。七五三の様子がわかる)



名画座の扉放てば水の秋   千恵子

(簡潔で素晴らしい。余計なことをいってないが全てわかる)



吐く息と吸う息勤労感謝の日  順子

(省略が効いている。表向きは関係ないようでいて、よく読むと深いところで関わっている)


次にアドバイザー川嶋悦子さん特選


吐く息と吸う息勤労感謝の日  順子




今月は主宰・川嶋さんともに

順子さんの句を特選でとられていました

「勤労感謝の日」という季語も効いていますね



主宰の言葉より

・事実をそのまま言っても詩にならない

・事実から出発するが、そこから離れないと俳句にならない

・俳句で一番いけないのは説明

・1句の中に文語と口語がチャンポンにならないように

・俳句は余計なことは言わない

・最後まで全部言わない

・字余りになっても、言うことははっきり言う

・俳句は要点だけをきちんと言えばいい

・1+1=5に




時間があったので

取り合わせのコツについて質問がありました

「表面的には離れていて、よく読むと微かにつながっている」

ということでした

事実のまま

見たままを言っても良い句にはならないというとこですね

取り合わせはセンスを問われますね

そこを考えるのが句作

苦しく楽しいときでもあります



秋色です